こんにちは。3年LMFのとしです。
8月上旬、僕たちは日本一に向けて再始動した。
約5ヶ月の自粛期間。長かった。とにかく長かった。
早朝家の周りを走って、授業を受けて、壁当てをして、夜ジムに出かける。残りの15時間は好きなように過ごす、が特に何をしたという記憶はない。
これほどまでに自由で制約がないと、かくも堕落してしまうのかと悲しい気持ちになった。
自分を律して何かを我慢強く続けることもできなければ、かといって退屈な日々を打破するようなアイデアを生み出したわけでもない。
これまでの人生、なにかと耐えて生きてきたが、そんな中でも自分なりに工夫してなんとか活路を見出してきた。そんな自負がどこかにあった。
しかし今回半ば自宅警備員になって気づいたのは、そんなの自分の力ではなく、ただそういう環境があっただけということ。周りがそういう雰囲気だったから、自分もそうしていただけだった。
今まで自分の強みだとか取り柄だと思っていたものが、実は強く周りに依存していたんだとわかった。
そして、その環境をつくってくれていたのは4年生なんだ、と最近練習をしていてよく思う。
日本一というのはかなり高い目標ではあるけど、4年生が行動で示してくれたから、自分たちもやらなければという気持ちになったし、緊張感をもって練習に取り組むことができた。
代替わりしても、そういう環境というか雰囲気は受け継いでいかなければならない。
そのために、残りの期間4年生と一緒にチームの士気を高めていきたい。逆に、4年生の調子が悪い時には、自分たちの代からはっぱをかけていこうと思っている。簡単なことではないけれど、絶対に必要なことだし、自分たちの代に足りない要素のひとつだから。下からの突き上げを見せつけたい。
だから4年生のみなさん、まだ引退させませんよ😘
(写真 右)
3年 住谷俊紀