今回の記事も、就活をしている(あるいは、就活をしようと考えている)大学生向けとなります。


物流業界といえば、世間的には、「泥臭い」、「汚い」、「古い業界」、などといったイメージがあると思います。

人気のある業界とはいえません。

そんなわけで、当然、就活生にも人気はないです。


それでも、物流業界(物流会社)に入る人間はいます。そういった人は大きく2通りのタイプに分類できます。


1つは、商社や、インフラ、金融、ITなど、人気業界に行きたかったけど、ことごとく、落とされ、”物流会社”しか、内定を得ることができなかったタイプ。


もう1つが、意外と会社を選べば、まったりではないのだろうか』という希望を持ち、”物流”の会社に入るタイプ。


前者は、割りと(物流)会社に入って、徐々に馴染んでいったりする人が多いです。

なかでも、(業界自体の採用数が多いからか)金融業界志望だった人で、入ってくる人が多いですね。

入社後に、大学のゼミの同期や高校時代のツレが、営業ノルマとか達成できなくて詰めらる話を聞いて、「自分はそんな業界じゃぁ、やっていけないだろうな。この(物流)業界で良かったかも」と安堵する人が多いようです。


確かにその通りで、物流業界で、新人(1年目)でいきなりノルマが課せられる営業につく人は、(よっぽどのブラック企業でない限り)いないです。

(※なかには、”セールスドライバー=ブラック”と感じる人もいるようです。あらかじめ大卒でも『セールスドライバー』とかも経験させますよ、という企業もありますが、入ってその企業を”ブラック”という人は大体、人気業界では内定でない人です。逆にいうと、他の業界で内定でなかった人は、あらかじめ、大卒でも『セールスドライバー』とかも経験させますよ、という企業に入らないでください。っていうか、どうしても、物流業界が不安な人は、内定が出ても、就活続けましょう。複数内定を得て、その中からより良いと思う方を選ぶのが、『吉』です。

内定済みの企業の懇親会では、”不安に思っていること”も遠慮なく質問しましょう。その辺の準備なく入社して、「ブラックだ」とか云う人は、結局、どこの会社でも働いてもそう感感じてしまいます。)


さて、お次は後者です。、意外と会社を選べば、まったりではないのだろうか』という希望を持ち、”物流”の会社に入るタイプ。


このタイプは、入ってみて(思ったより労働時間がや環境が)きついと感じ、やめていく人がいるようです。

このタイプの大きな間違いは、まったりとしてそうな(あるいはまったりとと評判のある)会社はまったりと、先入観を持ってしまうことです。


これは、大きな間違いです。まったりとしてそうな(あるいはまったりとと評判のある)会社でも、入ってすぐに『しんどいな』と感じる場合があります。



これには(も)、2種類あります。


1つめは、自分自身の仕事の仕方が悪い場合。

どんなにホワイトな職場でも、自分自身の仕事の進め方が悪ければ、能率が悪くなり、労働時間が無駄に多くなり、しんどくなります。また、周囲の評価も、(対した仕事量ではないのに)時間が掛かる、「デキナイ奴」と思われてしまします。

こういうタイプは、無駄にプライドが高く、自分自身の仕事の方法論に、(浅い根拠。あるいは、間違った固定観念で)固執してしまっている人が多いです。そういう人は、同期は1~2年先輩の同僚がサクサク仕事をしているのを見て(早く自分のプライドを捨て、)真似していきましょう。


で、もう1つのタイプが、新規事業の立ち上げをしている(あるいは、これからする。もしくは、まだまだ歴史の浅い事業の)部署に配属された場合。

これは、はっきりいって、”まったり”とは程遠い生活を1~2年することになります。

この場合、耐えましょう!なぜならば、ずっとしんどいかというと、そうではありません。これは”チャンス”でもあり、己自身の仕事の”スキルアップ”により、軽減させることができる問題でもあります。


この辺の『彫り上げた話』については、次回辺りの”物流業界”テーマでの記事にて、触れていきたいと思います。



それでは、また~!