まずはシェーグレン症候群の経緯から。

 

発端は2006年、私40歳。

 

あー、40歳になったら四十肩になるのね(>_<)

…な感じで整形外科を渡り歩いていた中で

環状紅斑が出ていたことに気付いたある医師が

血液検査で抗核抗体が高いのを見つけてくれて

国立九州医療センターへ。

 

抗核抗体、抗SS-A抗体が高値で

”シェーグレン症候群疑い"判定。

 

■2006年6月

抗核抗体:160倍

抗SS-A抗体:128.2

抗SS-B抗体:11.7

白血球数:4200/μL

 

「10年以内にシェーグレン症候群特有の

各種症状を発症する可能性が極めて高い」

とのことで、リーフレットをもらいました。

 

その後、

膠原病専門医のいる民間病院で経過観察。

痛くもかゆくもないのに

SS-A,SS-B値はじわじわと上がって行きました。

 

■2008年3月

抗核抗体:80倍

抗SS-A抗体:123.0

抗SS-B抗体:24.3

白血球数:3600/μL

 

■2009年4月

抗SS-A抗体:117

抗SS-B抗体:58

白血球数:3900/μL

 

■2011年3月

抗SS-A抗体:152.0

抗SS-B抗体:62.1

白血球数:3700/μL

 

■2011年12月

抗SS-A抗体:151

抗SS-B抗体:93.8

白血球数:2700/μL

 

それに並行して

2009年頃から白血球数の減少が始まり

2015年になると2000/μLを切るようになって

再び国立医療センターへ。

 

ガムテストで唾液量が減っていたため

唾液腺造影検査と唾液腺生検を受けて

「疑い」から丸9年で「確定」となりました。

私49歳。

 

すぐに医師から

サリグレン服用を提案されましたが

その時はまださほど不快感もなかったし

対症療法だから

薬飲んでも治らないんだなーと思うと

ちょっと考えてしまって

とりあえずは経過観察。

約1年後、2016年になってから

服用を始めました。

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サリグレンカプセル30mg

セレキノン錠100mg

1日2回、朝夕食後

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服用を始めて1〜2ヶ月は、

むかつき、頭痛、倦怠感、

眠気などがありましたが

そのうち気にならなくなりました。

発汗については、

しばらくは寝汗がすごかったですが

それにもそのうち気にならなくなりました。

 

それにしても服用して1時間くらいたつと

明らかに唾液の分泌が

増えているのを実感できたので

歌うたいの私にとってサリグレンは

なくてはならない存在になりました。

 

その後、去年くらいまでは

特に変化の自覚もなく

平穏に過ごしていました。

 

去年2017年の4月に急性膵炎を発症して

そこから薬が増えてしまったことが

もしかしたら今回のことに

何かしら影響したのかな…

 

薬の多さにうんざりしていたので

今年2月、実家にUターンして

病院を変わったのを機に

セレキノンをやめることにしました。

今となってはもう何が何だかわからないけど

特に影響はなかったと思います。

 

 

「今回のこと」は別に書きますが

その直前、2018年2月の血液検査の結果は

 

抗核抗体:1280倍

抗SS-A抗体:1200.0以上

抗SS-B抗体:1000,0以上

Ig-G:2199mg/dL

白血球数:1700/μL

 

医師から「果てしなく高い」と言われました。

「果てしなく」ってどういうこと?

どうなるの?

そんな気持ちを抱いていました。

 

ということで「これまで」はここまで。