11月の新島で泳ぎ回った後の、
露天風呂・・・・
ほーーーんとに気持ちよかった~。

新島と言えば、
当時は若者(ばか者?)が
風俗をあらしているという噂だけ聞いていたので、

こんなに美しい自然と
のどかな人々、
クリアな雰囲気をもった島だとは、
思いもよりませんでした。

反省~。



翌日もガラスの制作風景を見に
ガラスセンターへ。

その日は日本人の作家さんの
お仕事を見ました。


大勢のギャラリーが見守る中、
テキパキと自分の仕事をこなしていく姿が、
本当にかっこよく、


トイレにいくのももったいなくて
じーーーーっと作業をみつめていました。




中でも、
とても流線型が美しい作品をつくっていた
日本人のT氏が印象的でした。


帰りの船で、そのT氏と、なぜか話す機会があり、

「じゃー今度、工房へお邪魔してもいいですか?」

「いいよ」


ということに・・・・


う~む、なぜそういう会話になったのだろう。。。

この時の旅には、

不思議な出来事がいっぱいつまっていました。




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新島から東京への帰りの船が桟橋に着くと、

そこからモノレール(だったかな?)に乗りました。

ふと見ると、


同じ入り口から、あの、一緒に海で泳いだ外国人作家さんが

乗ってきたのです。



すかさず、話しかけたかった私ですが、
イングリッシュが出来ません。。。。。



と、もじもじしていると、向こうから話しかけてくれました。

が、理解できない、、、、どうしよう!

とあせっていたら、

となりにいたT女史が、

~~「ガラスをはじめる気になった?」って聞いてるよ!~~


えーーーっ! T女史!

すごい!同時通訳です!

ありがとうっ!


ということで、同時通訳してもらい、

話がはずみました。

結局、


「シアトルでガラスのワークショップをやるから、

ぜひ参加しなさい。」


「私はガラスをやったことないので、

考えてみます。。。」




こんな会話をしました。。。

シアトルか~~~~、さらに非現実的な単語だな~~~~。


私はなんだか、目に見えないものに引っ張られているような

変な気分でした。


その日から、

ガラスってなんだ?
ガラスってどうやったらできるのだ?
ガラスって、ガラスって、ガラスって????


いろんな本も読み、
教えてくれるという工房へ見学に行き、
誰かれかまわず、
いろいろ聞きまくり、


そして思いついたのが、

【そうだ! 新島でガラスをつくっていた、

あのT氏に会いに行こう!】


という結論。



ずーっとのちに、T氏という作家さんが、

日本で一番有名な若手のガラス作家さんだったと知り、

知らないって、すごい!

ということを知りました。。。。。



ガラスをやる者、誰もが知っているT氏の工房へ、

ガラスのガの字も知らない私が、

大胆にも、お邪魔して、

見たモノとは!?