恋人との出会いではありません。。。

ガラスとの出会い、、、、。


それは偶然がかさなった、とてもすてきな出会いでした。(遠い目)



私は洋服のデザインの専門学校を出て、

某、超有名デザイナーの下で働いていました。


まわりはすてきな女性ばかり・・・。

おしゃれで、美しくて、自信たっぷり。

ちなみに同期の女の子は、

あの篠山紀信の撮影で、週刊朝日(だったっけ?)の表紙にまで

なった、超美人。


もうひとりの同期は、朝日新聞に、ずーっと4コマ漫画を連載している

超有名漫画家の娘。


直属の先輩たちは、ヴォーグやピンヒールが似合う

美しい女性ばかり・・・






とくにとりえのない、がさつな私は、逆におもしろがられて、

楽しい日々をすごしていました。

日々、新しいことばかりで、電話の取り方から、

いろいろ教わりました。


「将来どんな女性になりたか、きめるべきである」とか、

「もっと目的をはっきりさせて、イメージして毎日をすごすのよ」とか、


「そうか~そうやっていけばステキな女性になれるのか~」と

感心するばかりでした。



一方仕事の方でも、入社数ヶ月でデザイン画が商品になって

デパートに並んだり、

ショーのときは、舞台裏でのモデルの早代わり(着せ替え)を経験したり、驚くことばかり。

(モデルさんは、非常にタフ!&クレバー!)


とてもいい経験をさせていただきました。



ただ、服をつくることが、自分には合っていなかったようだ、ということが

わかった時期でもありました。



服づくり以外で、一生つづけられる仕事はないものかな~と

考えるようになりました。


私は会社をやめ、その「仕事」を探すことを決心。


その後は、先輩の事務所でグラフィックデザイナーとなり、

数年間は、その世界にいました。


このとき、ようやくコンピューターが普及しはじめ、

ここでも様々な経験をしたことが、

今とても役に立っています。


勤めていたデザイン会社の社長が、

気功にめざめてしまい、

会社を方向転換したために、

デザイン部門がすべてなくなってしまいました。


それをきっかけに、ハケンで働くようになった私。

当時はグラフィック関係のコンピューターソフトを使えるだけで、

とても良い時給だったのです。


いろいろな会社へ派遣され、その時に知り合った人たちも、

今では財産になっています。


あ~~~~なかなかガラスにたどりつかないぞい!



と、ここらあたりで、本気で「一生やれる、やりたい仕事」探しに

目覚めた私。


手当たりしだい、やりたいことを、イッキに、はじめました。


旅行

英会話

陶芸

彫金

・・・・・・


が、この時の私は


「ガラスが自分でつくれる」


ということを知りませんでした。


というか、ガラスをつくるという職業を知らなかった。。。




ある旅行中に知り合った、ゲタをはいた男性との出会いから、

ガラスへの道がひらけることになります。


つづく~