こんにちは。
グラスロックを代表するグラーバーであり、グラスロックのマーケター、グリンシです。
Glasslockの密閉容器は‘ガラス’で作られています。
ガラスは透明なため一目で中身を確認できて、
エコ素材なので密閉容器の素材に最適です。
ところで、ここで一つの疑問が生じます。
一般的に透明なのは空気や水のように気体や液体の場合が普通なのに、
なぜ固い個体のガラスは透明に見えるのでしょうか。
今日は科学的な視線でガラスの秘密を探ってみます 。
‘透明’というのは光がその物質をよくとおり、すきとおって見えることですね。
物質の中まですきとおって見えるには無色でなければなりません。
物質の色は表面に反射する光によって決まるので
透明になるためには光を吸収せずに透過させる必要があります。
ガラスの場合、光の中でも可視光線を透過させているので
私たちの目には透明に見えるのです。
* ちなみに植物は緑色以外をすべて吸収して、
私たちの目に入るのは反射された緑色だけなので緑色に見えるのです。
では、ガラスはどうやって光を透過させるのでしょうか。
ガラスは個体ですが、 実は構成している原子の配列が不規則で
個体ではない過冷却液体と言えます。
ただし、均一な形を保っているので個体に分類されます。
このような構造的特性でガラスは他の物質よりバンドギャップが大きいです。
一般的に物質はバンドギャップの大きさに合う光の成分を吸収しますが、
ガラスはバンドギャップが大きいので
人間の目が認識する可視光線でそのエネルギーが吸収できません。
つまり、可視光線がガラスに会うと吸収されずにすべて透過されて
人の目には透明に見えることです。
ガラスが透明に見えるもう一つの理由は
光が散乱しないためです。
一般的に結晶体には単結晶と多結晶体があります。
多結晶体の場合、結晶の方向が違う二つの状態の境界面で
光の屈折と散乱が発生します。
しかしガラスは原子の配列が不規則で、
結晶自体を作らないので光が散乱しません。
光が散乱しないもう一つの理由はガラスの表面が均一なことです。
ガラスの表面は凸凹のなく平らで光が
まっすぐに通ることができるので散乱しません。
ちなみに不透明なガラスは光が散乱するようにわざと表面を粗くします。
このような透明性を持つガラスのおかげで
人間の生活はより便利で安全になりました。
これからガラスはどうやって活用されていくのか、皆さんも注目してください