小暮写眞館/宮部みゆき | フェンリルの胃袋
家に文庫が転がっていたので読んだ。

古い写真屋の店舗跡を買って移り住んだ家族の物語。
前半はスコシフシギを混ぜて、後半はドラマチックな感じ。

やはり宮部みゆきは別格だわ。
私も宮部みゆきの全部を読んでるわけじゃないからしかとはわからないけど、またなんかすごいバランスの文章になってる気がする。これはいい。
個人的にはなんだかひどく入ってくるお話だった。正直泣いた。

ラストについては、どうだろう。
あれが正解というか、あれ以外は物語が成立しないという気がしないでもないけど、だけどちょっと期待させすぎなんじゃないだろうか。英一くんが不憫でならない。いや、全体的に英一君は不憫だった。