親に説教を貰って、多少ボケが始まった祖父に顔を見せてくる。
小さい頃はじいちゃんに育ててもらったようなものだから、あの矍鑠としてたじいさんに認知症が進んでいるのを見るのはどうにもやるせない。俺はまだ一人前になれないのに、年寄衆は容赦なく歳をとっていく。早くしないと本当に手遅れになりそうで怖い。
地元は結構いろいろ変わってた。見慣れてたはずの街並みもちょっと見ない間にどんどん変化するんだよ。でも、市の財政が厳しいって噂も聞いたし、これも心配でたまらない。財政再建団体とかまじでかんべんな。
吐き気が引かない。動けない。寒い。