ただの屍のようだ | フェンリルの胃袋
帰省中に更新する必要はないけど、帰省前に書いておくべき事があったので日付をずらして記する。

帰省中に暇を潰すものを考えておく必要があるな、と本屋へ。いくら趣味が読書だと言っても歳時記でハァハァすることができる人種じゃないのですよ。
ちょうどいいことに旬な本が発売されてます。デスノート:西尾維新。発売日直後には評判を聞きつつも今まで買わなかった本です。何らかの理由をつけないと買えない値段だった、とも言えます。
買ったその10分後には読み始め、そのまま読み終えてしまったので当初の目的としての役割を果たすことはありませんでした。目の前に西尾維新があって、それを読まずにおくなんてことが出来るか?いやできない。×××HOLiCもコンプリートボックスも買ってないけど。
ロサンゼルスBB連続殺人事件は実に面白かった。西尾維新のことだから、もっと原作を無視した形になってるのかと思ってたけど、そこまで違和感無く感じました。南空ナオミも聡明で強くて弱い日本人女性FBIというあの原作のイメージから外れるものではなかった。でもせめて空手か柔道にしとけ。
最近の他の作家さんは詳しくは無いんだけど、ああいった境界線の無い感じは今の時代に重要なんじゃないかと、ところで最近知ったんだけど曖昧な言葉の文章ってだんぜん面白くないね。薄々感じてはいたんだけど・・・曖昧さがよくないんじゃないかと思い至った。閑話休題。
分厚い装丁と2重の帯とちょっとセンスのいい栞なんてのは正直いらないからもうちょと安くしてくださいって言うと貧乏な人みたいで嫌なんだけど(それが事実だから嫌なんだけど)、でも暴利だと思うなー。文庫化して出せる文量じゃないかもしれないけど・・・でもわざわざハードカバーにする必要もないと思うんだがなー。デザイン的なものが不要だとは言わないけど、それで読者の手に渡る機会が減ったら本末転倒だよ。読ませろ!安価に!簡易に!端的に!

暇つぶしとしてはドグラ・マグラと出会えたんで、問題はないんですが。
あの ろくごまるに をしてお勧めではないと言わせるほどの奇書。その噂は各所で耳にするものの、なかなか目の前に現れなかった本に終にお目見えすることができました。上下巻あるし、盆の間くらいはこれで現実逃避できそう。