放射性物質を測定できる某検査機関へ依頼し、
「マルキ」ポイントの海水調査をしました。
以下、測定結果になります。
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■採取場所 : マルキポイント 駐車場正面
■採取日 : 2011年 3月30日 11時30分 晴れ
■風 : 東南東 2.0m/s
■波高 : 東南東 0.5m/5.5秒
検出限界以下というのは測定できる数値が出なかったとゆうことで
放射性物質3要素は今回検出されませんでした。
※この日に採取したサンプルのみの結果になります。
天候、原発状況などにより結果が変わることをご了承のうえで参考にしてください。
≪担当者様より≫
放射線について、もともと自然界には自然放射能というのがあり、私たちは普段から日常生活の中で、そして海でも放射能を浴びて暮らしています。しかし今回、原発付近では海水からもヨウ素131とセシウム137が検出されてます。これらの物質はもともと自然界にはなく人工的に作られた物のため、海水中で検出となれば原発事故との関連が考えられます。
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ヨウ素・セシウムとは…
放射性セシウム(Cs-134・Cs-137)は、Cs-134の半減期が約2年、Cs-137では約30年と言われます。
特にCs-137は土の中などで長い間存在し、放射線を出し続けす。体内に入ると血流の流れに乗って腸や肝臓にガンマ線を放出し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て体外へ排出されます。体内に取り込まれ排出されるまで100~200日、ガンマ線を放出し、体内被曝の原因となるそうです。
天然のヨウ素はすべて安定なヨウ素127で、放射性のヨウ素は存在しない。ヨウ素は必須微量元素で、咽喉(のど)の近くの甲状腺に集められ成長ホルモンの成分になる。呼吸や水・食物をとおして放射性ヨウ素(I131)を取りこむと、ふつうのヨウ素と同じように甲状腺に集められ、甲状腺が集中的に被ばくする。放射線ヨウ素(I131)の半減期は8日なので半年後にはほとんど消滅する。しかし遺伝子についた傷が残ると、甲状腺ガンを引き起こす。
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このような海水状況を調べたいかたは
下記機関にてご相談にのっていただけるようです。
↓↓↓
住重試験検査株式会社
放射線管理サービスセンター
〒600-8812
京都府都市下京区中堂寺北町28番地6
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FAX 075-321-0883
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