僕ら一般ピープルは、所詮、どんなに頑張っても、帯に短し襷に長し(笑)"

そんなところが精一杯だ。


しかしながら、いつの時代も、たった一人の偉人から、名言は、受け継がれていくものだ。




芸術は長く人生は短し

芸術は永遠であるが、人生は短い。人間の命は短いが、すぐれた芸術作品は作者が死んだのちも長く残る。だから芸道に精進しなければならない。

[使用例] 芸術は長し、人生は短しと言う。なるほど人間は死ぬ。しかし作品は残る。この時間の長短はしかし人生と芸術との価値をはかる物差しとはならないものだ[坂口安吾*教祖の文学|1948]

[解説] 医学の祖とされるヒポクラテスのことばに由来します。元来はギリシア語で、人の一生は短いが医術は奥が深くなかなかきわめがたい、だから、医を学ぶ者は怠らず励まなければならないの意でした。


英語〕Art is long and life is short.
すぐれた芸術作品は、作者が死んだのちも長く残る、ということ。

[使用例] 芸術は長し、人生は短しと言う。なるほど人間は死ぬ。しかし作品は残る[坂口安吾教祖文学|1948]

  • [由来] 紀元前五~四世紀のギリシャで活躍した、医学とされるヒポクラテスのことばから。紀元前三世紀ごろに編纂された「ヒポクラテス全集」によって伝えられています。もともとは、医学は極めがたいので、学ぶ者は怠らず励まなければならない、という味でしたが、後に、さまざまな専門的技芸や芸術についても使われるようになりました。日本でも、古くは文政三(1820)年に長崎出島で上演された「阿蘭陀俄芝居狂言」の舞台正面に、ラテン語(Ars longa, vita brevis.)で掲げられたことが、当時の絵画などで確認できます。