パソコンの調子が悪くなってから8カ月以上になる。いまだに状況は変わらず。すぐにフリーズするし、ネットはほとんどが開かない。しかし、文字を書く程度なら十分に使えるので、会社も家のパソコンもそのまま使っている。でも、もう少ししたら買い替えるつもり。


野球はとりあえずドラゴンズには勝ったようだが、最近ほとんど見ていない。対カープとの試合だけは真剣にみているが、なさけなくなるほどカープに弱い。他のどのチームに負けても良いが、首位を走るカープにだけは負けて欲しくない。もっと抵抗して欲しい。できれば、下位に引きづりおろして欲しいものだ。


そんな中、清原氏の「告白」という本を読んだ。本屋を数件はしごしたが、売り切れの店が続出だった。買った本屋さんでも聞けば在庫はあと2冊。私と同じようになんで覚せい剤なんかに走ったのか、知りたかったから、本を購入した人が多かったのではないか?


原点はやはりあのドラフト問題ではなかったか。それと、ジャイアンツに来てからも外様扱いでさみしかったのではないか。すべて本人が悪いというばそうなんだが、球団関係者ももっと彼に絡んでもよかったのでないか。見た感じは強そうだが、精神的には弱い部分がたくさんあったのではないかと想像する。まわりの腫れものにさわるかのような対応が、彼を薬物に走らせてしまったのではないか。私も熱烈なGファンのひとりだけに残念でならない。


私は、一時期、あの清原氏のピアスがいやでいやでしようがなかったが、本を読んで意味がわかった。自分が受けた屈辱的な対応を忘れたくなかったようだ。


一庶民からみれば、あれだけのお金や名誉も得たのに、なんで、しょうもないクスリなんかに手を出したのかわからなかった。彼は、結局はさみしかったのでないだろうか。


私は清原氏と同じ関西の人間でGファンである。私にはお金も地位も名誉もなにもない。清原氏と比較すると月とスッポンの関係である。比較するのもおこがましい。それでも自分を不幸だと思ったことはない。恵まれたほうの人間だと思っている。そう思う方が幸せであるからだ。


清原氏にはなんとか普通の人間に戻って欲しい。こころからそう願っている。