
お盆の夜はやはりコレがないとしまらない。
ナマイドーの掛け声にうるさい爆竹とやびや。
精霊船が近づいているのが、爆竹の音でわかるんですよね。そして、『あぁ、お盆だわ・・・』と。
ちなみにぶれてる写真の左に輝いてるのが爆竹です。そして、奥のが精霊船。この日だけは爆竹をはでに鳴らしてにぎやかに故人を送り出さないと♪箱単位で爆竹買って~、放り投げて鳴らしたり、たまにはバケツに山盛りにしてバーナーで点火したりしてたりする人も・・・
長崎人としての当然のたしなみですな。えぇ、他県人にお盆に墓場で花火?!と非常識と言わんばかりの目で見られようと知ったことじゃありません。
最近は世の中がせちがらくなって、精霊流しに花火は禁止と警察からお達しが出てるらしいんですが、精霊船が近づいてくるとやや地味とはいえやはり爆竹がなってます。もはや伝統行事ってので、警察も無駄な抵抗はやめてお達しは取り消してほしいものです。わたしなんぞ子供のころから、大人になったらお盆に爆竹ならすんだー!と長崎人としてささやかな野望を抱いてたんですから。地元愛を深めるためにも絶やしてはいけない行事です。
火薬の香に郷愁とときめきを覚える長崎の八月十五日でした。