コンサルティング実習② | 英国MBAへの挑戦ブログ

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イギリス(スコットランド)の大学院(ビジネススクール)でMBAを目指すことになった40代男の冒険記録です。

 昨日、グループメンバー3人で、クライアントである会計事務所を訪問した。グラスゴー支店はシティセンターの一等地みたいなオフィス街の一角にあり、モダンで立派なビルに入っている。周囲の電柱にはいくつも事務所のロゴ入りの旗がひらめいている。デカい事務所だ。

 

 ビルの中もオフィスもものすごく綺麗で驚くばかり。ヨーロッパにもこんなに清潔で真っ白い場所があるのかと思った。失礼ながら。

 

 一番上等そうな、街並みが一望できる会議室に通され、先方から4人のマネージャーがぞろぞろと入室。気おくれする。緊張の中、会談がスタートした。

 

 最初から、向こうのスピーキング速度が速すぎて、半分くらいしかわからない。やっぱり甘くないわと気落ちしながらも、考えていた質問を発してみた。僕が言うことはちゃんと向こうに通じて、即座に4人が立て続けに長い回答をしてくるが、ダメだ。わからん。もっとゆっくり、大きな声で喋ってくれと言いたいが言えない。

 

 そうこうしているうちに、約1時間の会談は終了した。グループメンバーの一人が地元人なので後で今日の内容を確認できたので助かる。ただ、彼もものすごいスコティッシュアクセント、早口、小声なので結局はすべてを理解することはできず・・。フラストレーションはどこまでもついてくる。

 

 まあ一応最初の会談が終わったのでホッとはした。が、やっぱりグループワークは難しい。ペースが合わない。他のメンバー2人は、早く役割分担を決めて先に進めようとするが、僕はもっとプレゼンの流れをじっくり考えてから役割を振る方がいいと思い、そう言ってみると、たちまち変な空気になってしまう。地元人の彼がちょっとイライラしているのがわかる。

 

 1週間しかないので急ぎたいのはわかるが、僕からするとちょっと彼らは焦りすぎている気がする。それとも自分がのろいだけなのだろうか。わからないが、とにかく、このコンサルティング実習はMBAで学んだことの集大成のようなもの。絶対に満足のいくものにするために、しっかりと知恵を絞りたいと思う。

 

 ということで、この土日はプレゼンの準備に没頭します。