台風19号…凄かったですね。
 

近くの川がかなり増水していて危険滝汗だったので近くの学校に避難していました。


幸い我が家は被害を免れたのですが、近隣で冠水や浸水などの被害も出ていて、今回の事は他人事とは思えず・・・。

小さな子供がいる親にもかかわらず心構えが足りなくて本当にお恥ずかしい話ですが、いままで遠いところの出来事だと思っていた自然災害の脅威を目の当たりにし、日頃の備えや避難訓練などの大切さが身に染みました。

 

各地で堤防決壊や浸水・がけ崩れなどの被害があり、被災された方も多くいらっしゃるかと思うと胸が張り裂けそうですし、また復旧作業に当たっている自衛隊や警察・消防、自治体の方たち、電力会社などのインフラまわりなど、関係各所の方たちの姿には本当に頭が下がる思いです。

1日も早い復旧・復興を願うとともに、まずは自分が出来ることをしっかりやっていこうと思います。

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前述の通り今回の台風で、我が家は近くの避難所に16時ごろから避難していました。

結婚前からこのエリアにいるのでかれこれ25年ぐらい住んでるんですけど、こんなこと初めてだったんでものすごく怖かったです笑い泣き

被災経験のある方からしたら「いまさら何を・・・」って感じだと思うんですが、こういった非常時に慣れていない私&乳幼児連れの我が家が今回初めて避難所を利用して思ったこと・学んだことを、自戒の意も込めてメモ的に残しておこうと思います。

※あくまでも個人の感想です。
ご意見やアドバイスのある方もいらっしゃるかと思いますが、お手柔らかにお願いいたします。
 

「ウチは大丈夫」と思ってたけど、ホント自然災害は「明日は我が身」だなって思ったので・・・。

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【1】避難所に行くタイミング/判断


ハザードマップ上、2階にいれば大丈夫そうではあったんですが小さな子供もいるので「レベル4」になったら避難所に行こう、と当日昼過ぎに夫とあらかじめ決めていました。
 

レベル4=避難指示・避難勧告

子供がいる場合はレベル3で避難…だと思うのですが、夫が様子を見に行ったもののまだ避難所が開いてなかった滝汗ので、レベル3の時点で準備だけ進めていました。
 

実際、レベル4になってわりとすぐ出かけたのですが、テンパった私が荷物をあれこれしてしまい少しで遅れちゃって・・・あせる

着いた16時半ぐらいには既に避難所はかなりの人で埋め尽くされていて、足を延ばせる場所を確保するのも一苦労でした。
(こういう時に何気に役立ったバンギャルの場所取りスキル・苦笑)

東京近郊は人も多く、避難所に入りきれない可能性もあると思います。


実際、17時半ぐらいに到着したママ友は座る場所を探すのにとても苦労していたし、小さい子やお年寄りがいる家は優先的に3~4階に行けたんですが後から来た子連れの方たちでも3~4階に上がれず2階で待機、というお家もいらっしゃったそうです。
(浸水したり、決壊したら全員3~4階にあがるけど、スペースの都合でそれまでは1~2階や体育館で待機、ということでした)
 

避難して何事もなくても、それは笑い話・思いで話で済ませればいいだけなので・・・

うちは「判断は夫」「基準はレベル4」と決めてたので、多少もたもたしたものの決断が早かったのが良かったと思います。

少しでも迷ったら早めの避難に越したことはないと思います。

 

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【2】あって便利だった持ち物/荷物の量

 

避難の際の持ち物・・・最初、動揺しまくった私はカップ麺やおむつを大量に持ち込もうとしてたんですがあせる

夫から「それは今、必要じゃないむかっ」と指摘され、はっと我に返ってカップめんは2個、おむつは12枚(2日分の最低限)持って残りは置いていきました。


お水も、たくさんあったほうがいい!と思ったんだけど、実際子連れだと重くてあせる一人1.5リットル+500ml水筒が限界でしたあせる

地震など長期化が予想される場合はまだしも、今回は台風で浸水するかしないか、だったんで、急いで逃げる&万一水が襲ってきたときに動ける・走れることが先決。


それに、避難所も大勢の方がいてスペースが限られているので・・・中には複数のスーツケースで来ている方もいましたが、あまりたくさん荷物があるのは邪魔ということがよくわかりました。

持ち歩くことも考慮すると、リュック1つ分+せいぜいトートバック1つ分くらいかな、と思います。


■食べ物編


合格良かったこと


・避難所に行くかも~となったレベル3の時点で、おにぎりやパンなどり腹持ちのする軽食を食べておいた


・事前に余裕があったので、おにぎり、ウインナー、ゆでたまごなど、手だけで食べれる/ある程度持つ簡単なお弁当を作って持参


・娘用にバナナとパン、ミニトマトを持って行った→あまり売り切れてなかったし、子連れにバナナは神キラキラです
 

ドクロ反省点

・缶詰の買い置きがあまりなかった→缶詰はあると便利かも

箸、スプーンなどを非常用リュックにいれていなかった→何本か入れておきました

・おかしがあると気もまぎれる→甘いもの食べるとほっとしました・・・チョコとか少しあると良いかと

 

■持ち物編

 

合格良かったこと

・傘は置いて行ってレインコートで移動→傘、邪魔だったので・・・長靴は洪水時は危ない、とのことでスニーカーで逃げました

カーディガンやロンTなどのはおり物を持参→寒いと体力消耗しちゃうし、寝るときは体温下がって寒くなるので必須

・娘用の着替えは2セット→大人は上だけ1セットでしたが、娘はお茶こぼしたり汗かいたりしたので笑い泣き多めで正解でした

スーパーのビニール袋、45リットルのゴミ袋を少し多めに。濡れたものやゴミを纏めたり、下に敷いたり大活躍でした。

サコッシュやポシェットなどの斜め掛けバック→場所を離れるときに貴重品身に着けておけるので必須です

防災用エアマット大活躍!
↓防災リュックに入れておいたもので、コレがと~っても役立ちました・・・!

空気をいれて膨らむエアマット!!!


床に直接寝たり、座ったりするので、けっこうお尻から冷えてきますが、コレがあると全然違います。


ダンボールがいちばんいいと思うんですが、今回のような雨ザーザーの中でダンボール持ち歩いたりはできないと思うので・・・冷たくて固い床に子供を寝かせなくて済んだので、あってすごく良かったと思った品です。


うちは夫が頑張ってくれたんですがあせる吹き込むのしんどい場合は、簡易ポンプも防災リュックに入れておくといいと思います。

ない場合&余裕がある場合は、子供のいる家にはたいていあるであろう、床に敷いてあるブロックマットを1人1枚でも持っていけると良いかと。


トイレットペーパー→夫が気づいて1ロール持ち込みました。幸い、なくなることはなかったんですが、人数も多いからけっこうな量使われてたんで・・・長期戦になることも想定して持っておくとよいかも

歯みがきシート→保険証ケースにいつも入れてる娘の歯みがきシート、大人も使っちゃいました。持ち歩いてたのが役立ちました!

 

DVDプレイヤーとしまじろう→娘の退屈しのぎグッズ。いつもはスマホ使いますが、電源無駄にできないので、前回名古屋行くために調達したDVDプレイヤーがか~なり役立ちました笑い泣き(音は出さず、でも食い入るように見てました)
あとやっぱり、しまじろうは神キラキラ 避難所内でも、しまじろうやはなちゃんのパペットをぎゅーってしてるお子さん、たくさん見かけました。


・水の折り畳みタンク→実際には使わなかったんですが、すわ停電かというときにアナウンスで「空いてるペットボトルなどに今のうちに水道水詰めておいてください」というのも流れてたので、いざって時に使える・・!と思う安心感がありました。

・スマホ用のバッテリー→言わずもがな。出産時に買った大容量(2回分)のが役立ちました。

ドクロ反省点

 

毛布→数が足りなかったようでなかなか借りられませんでした。娘用にバスタオルは持ってたのですが・・・あのまま夜明かしになってたら大人は寒かったかも汗薄いおくるみやブランケットでもいいから、大人分も持てる範囲で持っていくべきでした。

大きめのレジャーシート忘れたこと→これは私のミスえーん電動自転車を室内に置くときに下敷きとして使っちゃったんですあせる

避難所にもブルーシート敷いてあるのですが、そういう場所から埋まっちゃって足りなくなっちゃうので・・・結局我が家は持参したタオルや毛布、エアマットでしのぎましたが、持ってけるのであれば持参する方がいいです!

大きめサイズのアルミシートの方が防寒性あっていいと思うので、100均で買ったものをリュックに足しておくことにしました。


娘の退屈しのぎのおもちゃ→おもちゃはあまりもってけないので、しまじろう+シールブックとワンワンのマグネットブックだけ持って行ったんですが・・・すぐに飽きちゃって汗

DVDも見せ続けるわけにいかないので、途方にくれていたところ、ママ友に会って、余ってるおもちゃということでお絵かきボードをお借りしたんですが、コレがすぐれもの過ぎて感涙キラキラ笑い泣き 

避難所に持っていくおもちゃは「エンドレスで遊べる、軽くかさばらず、お友達と一緒に遊べるもの」がいいことを痛感しました。

年齢があがっても使えそうなので、我が家は後日100均にいって避難リュックに下記を足しておきました。

・折り紙
・紙風船
・ミニお絵かきボード
・小さな色鉛筆セットとメモ帳

 

もうちょっと学年上がってきたら、鉄板ですがトランプとか入れておこうと思います・・・!!

 

 

↑これ、ワンワン好きなお子さんにはめちゃくちゃおすすめ!!!!


・腕時計→テンパりすぎて忘れました・・・orz スマホの充電はいつ切れるか解らないのであせるあると便利だと思います

アイマスクと耳栓→会社に置いてある防災リュックには入れていたんですが、家のに入っておらず・・・あせる
避難所では体力温存のため、夫と交代で少しでも横になろう、としてたんですが、やはり周囲が気になったので、アイマスクや耳栓があると便利だと思いました。

スリッパ→小学生の子たちが上履き履いてるのみて避難所で履くようにあると便利だったなぁって思いました。
 

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【3】大変だったこと/その他、所感

・ある程度の自衛は必須


また食べ物ですが、避難所によっては夕食時におにぎりとか配られたようなのですが、私がいった避難所では配られませんでしたあせる

避難所だと、食べ物や毛布・水がある~というイメージがあるようで、夕飯時のタイミングでしたが食べ物を持ってこないで避難された方もいらっしゃったようです滝汗

都心部の避難所は、職員の方たちも対応慣れしていないし、何せ人が多いので支援物資の数が行き届かない可能性が高いので、当たり前のことかもしれないですがある程度自衛しておくことが必須ということがよくわかりました。
 

・ブレーカー落として避難

前日、会社で停電対策でPCの電源はコンセントから抜いておいたり、サーバーも対策をしておいたのを思い出し、避難の際はブレーカーを落としてからにしました。

停電→→通電、や、浸水で火事になったりすることもあるようなので・・・

これはやっておいて良かったと思ってます。

 

・こういう場でも些細なことで文句を言う人がいる

避難所の学校が古く、風雨がいちばん強い時に窓枠のふちから雨水が染みてきていることが解りました。
 

そのため窓際にいたご家族2組を移動させる必要があり、皆で協力して、少しずつ場所を詰めたり、机を寄せたりしてスペースを空けました。

すると窓側にいた2組のご家族のうちの年配の男性の方が「うちの場所があんたのうちより狭くなった!」といって、移動したもう1組のご家族のご主人にわーっと文句を言いだすじゃないですか・・・ガーン


もともとその方、最初の方にいらっしゃったからか、窓側の壁際にけっこう広めに場所とってたんです。

うちは、狭いけど雨風強いから窓側より廊下側の方がいいねということでギリギリのスペースだったところをさらに詰めてたし、近くの他の御家族も皆、少しずつ譲り合いながら移動していたのに・・・結局、一緒にいらっしゃった娘さんとおぼしき女性が「お父さん、やめて」と止めて、他の方に頭を下げてくださって事なきを得ましたが・・・これには本当にビックリしましたあせるあせる
 

・勝手に学校の備品を使う人がいる

避難所なのでお手洗い、水道は使えるようにしていただいてましたが、その他のものは学校の備品なので、緊急時と判断するまでが使わないでください&触らないでください、っていうアナウンスがあったにも関わらず、学校のコンセントでスマホの充電している若い人がいました。。。

また他にも、学校の子供たちのお道具箱の中身で勝手に遊んでいる子供がいても注意しない大人がいたり・・・・
こちらもちょっとビックリしました。

・子連れ避難、想像以上に大変

うちの娘は比較的おとなしくしてた方だとは思うんですが、それでも飽きてしまってあせるグズったり、なかなか寝なかったり・・・
子連れが同じ部屋に集められたので、騒いでもお互い様だったので多少気がラクでしたが、それでも大変でした。

あとはいつもと環境が違うのに興奮してか、過食気味になってしまい、やたらとおかしとジュースを欲しがったり、げっぷがでるまでお茶を飲んで吐いてしまったりしましたえーん(結局寝たのは22時過ぎでした)

そんな時に心の支えだったのが、近所のママ友や保育園のお友達ひらめき電球

みんなで呼びかけて集まって、人がいない廊下の隅とかで一緒に遊ばせたり、「わーお!」や「ブンバボーン」「からだだんだん」踊ったりして気を紛らわせました。子供たちも友達と一緒にいるほうが安心だったみたいです。

あとは保育園の往来でいつも挨拶していた近所の商店のおじさまが、この地域の世話役だったようで・・・避難所でお会いした際に「娘ちゃん、だいじょうぶかい?」と話しかけてくださったうえ、あれやこれや配慮してくださり・・・本当に心強かったです笑い泣き

ご近所づきあいが難しいご時世ですが、こういう時に少しでも接点があると安心できるな、と思いました。

 

・ペットがいる場合の避難

当初、ペット連れの方は玄関で待機だったようなのですが、しばらくしてからケージに入れたペットと一緒の方だけ集まった部屋が1Fと2Fに設けられていました。

ケージに入れられない大型犬を連れた方もいたのですが、しっかりリードでつないだうえで、玄関付近で待機されていました。

うちの両親もそうだったんですが、ペットがいると避難をためらう方もいるようで・・・

うちは近所に弟が住んでて、マンションの高層階でペット可&弟も犬を飼ってるので「早く弟の家に逃げろ」と言っても、頑として聞かず・・・ガーン

もう、説得するのもイヤになったので、最後は実家マンションの高層階にいる犬友達のお家に「万一のことがあったら、うちの両親と犬を受け入れてやってほしい」とお願いし、両親にも万一の場合はそうするよう伝えて私たちは避難所へ向かいましたダウン

結局、何事もなく終わり、父は「ほら、避難する必要なかっただろ」と言ってきたんですが。

それに対し、私は「おうちにいれて良かったね」としか言えませんでした。

私は正直、この件に関しては両親の判断が正しかったとは思えないんです。。。


もちろんペットも家族の一員だし、大事です。
 

でもだからといって、ペットを理由にして避難が遅れて、大事なペットはもとより、家族の命まで奪われるようなことはあってはならないと思うんです。それに、我が家の場合はペットを連れて避難できる場所が、避難所以外のに徒歩圏内に弟の家と友人の家と2つもあったにも関わらず、行かなかった。何事もなかったから笑い話だけど、何かあった時はどうするつもりだったんだろう・・・と。

乳幼児や高齢者がいる場合もですが、ペットがいる場合の避難先や避難の方法もしっかり確認しておく必要があるな、と思いましたし、この件に関しては、後日親としっかり話そうと思ってます。
 

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【4】まとめ:今回の件を踏まえ防災リュックに追加したもの

・エアマット→使用した1枚を補充+娘の分も買ったので2枚購入

・大人用の歯みがきシートと歯磨きセット

・小さいポシェット

 

・ダイヤルロック(盗難防止用)

・スマホ用の簡易バッテリー&予備ケーブル 
※普段から持ち歩いてますが防災リュックにもいれときました

・アイマスクと耳栓

・娘のおもちゃ(折り紙/紙風船/お絵かきボード/色鉛筆/メモ帳)

・養生テープと油性ペン
※なんにでも使える!

・スーパーのビニール袋


・割りばしと使い捨てスプーン

・予備の下着

・小さなはさみ(裁縫セット)
→帰る時にエアマット処分するのに苦労したのであると便利かなーと

・爪切り

・汗ふきシート
 

・メイク落としシート


・折りたたみスリッパと娘用靴下

あと、東日本大震災直後からしばらくやってたのに、最近やってなかったこと・・・

・常にメガネを持ち歩く
・簡易非常食とアメ・チョコ持ち歩く


はやっておこう!と思います・・・

失敗したなぁ・・・増税前にメガネ作っておけばよかった・・・orz


昨日の様子@撮影・夫。

普段はとても穏やかで、妊娠中とか河川敷を毎日のように散歩してたのでこの姿はけっこうショックでした。

あと今回思ったのが、夫の冷静さとサバイバル能力の高さに本当に救われた、ということです。

夫は自転車レースに備えてキャンプや野宿をしたり、鬼怒川氾濫の際の水害の復旧作業や、東日本大震災の際に東北にボランティアに行っていて、その時に学んだことが今回役立った、と言っていました。

それを聞いて、被災地の為にするボランティアではありますが、自分自身のためにも災害に対する知識や防災意識を身に着けるためにも経験しておくことも大事だな、と痛感しました(もちろん被災地のお邪魔にならないようにしっかり準備したうえで)。

誰かの為に、が、いつかの自分の為になる、ってこういうことなんだろうなぁ・・・。

 

冒頭にも書きましたが、1日も早い復旧・復興を願うとともに、まずは今自分にできることは今回の件を教訓にしっかり備えておくことだと思うので、しっかり備えておこうと思います。

|・ω・)/ ではまた♪