22日の日曜日、リラックマがいなかったので朝もはよから1人で映画「ソロモンの偽証」見てきました。
某会員特典で、地元の映画館は当日購入でも前売り料金で観れるのです。ありがたや。

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いま公開中なのは<<前篇・事件>>です。


※以下、ややネタバレ含みます※

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*






















<<前篇・事件>>のところまでは原作を先に読んでしまっていたのでアレなのかもしれないですが、当然とはいえ、はしょられていることが多かったり、「この人の行動じゃなったよね?あれ?」ということ多数。

そして何が問題かって、はしょられてはいけない「行為に至るまでの心理描写」がはしょられてしまっていたこと。

送られてきた「告発状」早いはたして真実なのか、審議していくというのが後半のストーリーの主軸になってくるかと思うんですが、そもそもその「告発状」の中身が嘘であろう、ということを前提にしておかないと後半に進めないはずなのに、この前半の映画では「告発状」の真偽が??みたいな感じであいまいなまま進んじゃってたり。

黒木華演じる教師の隣人(市川美和子)がなぜポストから手紙を盗むようになったのか、とかあれじゃわかんないし。

あとは肝心の「柏木君」がどういう子だったのかが、かなりはしょられているので「?なぜ柏木にそこまで拘る?」な感じだったり。。。

宮部作品に限らず、ミステリーの醍醐味って「行為に至るまでの心理描写」があって膨らんでいく話であったりするのになぁと。(特に宮部みゆきの場合は「深い心理描写」が醍醐味だと思うんだけどなぁ…)

あとは、松子の事故のシーンや、樹理と松子が大出たちにいじめられるシーン、涼子が想像で電車に飛び込むシーンとかが妙にリアル過ぎて、晴れた日曜日の朝8時から見る映画ではなかったな…ということは反省。後味悪かった…orz

ただ藤野涼子役の子の演技は、印象的でした。大人びた感じ、だけど中学生、っていう感じ。
うん、確かに役のイメージっぽい。
あと、松子のお父さん役で出てたドランクドラゴンの塚地さんが地味にいい味出してて好きでした。

あと。作品内でやたらと


「そういうの、口先だけの偽善者って言うんだよ」



っていう柏木君のセリフが繰り返されていたけれど、これ、どんな伏線なんだろう…。

なんだかモヤっとしつつ、でも続きは気になるので4/11公開の後編も観てきたいと思います。









先に、まだ手を付けられていない後半3冊を読破しておきたい…。



映画公開までに読み終わる自信がない…orz

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*


ちなみにこの日は、リラックマの帰りが遅い&夕飯もいらないーってことだったんで、久しぶりにのんびりさせて貰いました。

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ふらふらとお買い物!

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野田琺瑯、買ってしまったひらめき電球
常備菜(主にマリネ)の保存に大活躍!

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いちばん幸せだったのは、時間を気にせず珈琲片手に本を読めたこと!!

さいにん、仕事でアウトプットばかり要求されて、出涸らしのお茶みたいに自分がスカスカになってるのがわかるんです。


「好きなことをする」がモチベーションだけど、「好きなこと」がわからなくなっちゃったな。。。


私のアイデンティティー、なんぞ?