イナズマロックフェスから帰る日に、京都嵐山・峨野を散策してきましたドキドキ

→去年は近江八幡で、その前は京都・南禅寺周辺、その前は…という具合に周辺観光してから帰るのも毎年の楽しみなのです。

親友とは以前も嵐山に行っていて、メジャーどころはその時に回ってるので今回はマニアックに参ります。

JRで京都から嵯峨嵐山へ出て、そこか京都バスで移動。

まずは「愛宕念仏寺」。
お寺自体は、一時は荒れ寺になってしまい住職の成り手がいなかったぐらいということもあってさほど何がどうというわけでもないのですが(ヲイ)、素人の参拝者が自ら彫って奉納する『昭和の羅漢彫り』が始まってから、1200体以上の羅漢が奉納されたことで注目されたお寺です。
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圧巻。素人が彫ってるので、お酒を酌み交わす対になった羅漢や、大爆笑!といった笑顔の羅漢もあって見ていてほっこりしました。でも、ここに夜遅く1人で放置されたら間違いなく怖い。というか泣く…。
写真だと解りづらいのですが、もみじが多かったのと観光客が少ないお寺なので、紅葉の時期は穴場ではなかろうかと思います。

そこからてくてくと徒歩で移動して「平野屋」へ。
某車のCMでジョン・レノンの息子さんが舞妓さんと出会ってたシーンはこのお店です。
愛宕神社の鳥居のふもとにある由緒正しき茶屋。ついたらちょうどお茶さんが開いたところだったので、一服してきました。
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お昼をいただくと、一人ン万円になってしまうので、名物のねじり餅をさくら湯でいただきました。うまし。時代劇なんかにもよく登場するお店らしく、風情ある佇まいで時間が止まったかのような雰囲気を味わえました。奥のお食事スペースのほうからは鹿威しの音なんかも聞こえてきて風流極まりない感じ。ぼたん鍋が絶品らしいので、いつかお食事で行ってみたいなー。

そのまま下り続けて、今度は「化野念仏寺」へ。
あだし野いったいに風葬され、無縁仏となり散乱埋没された石仏・墓を建て、さらにそれを賽の河原に模して「西院の河原」を設けたという御寺です。
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嵐山・嵯峨野っていうと観光地!と思って浮かれちゃうけど、このあたりってもともとは風葬地だったんですよね…日本の歴史、奥深し。余談ですが渡月橋のへんを歩いていたら、人力車のお兄さんが女性2人組みを相手に必死に客引きしてたんですが、その時に「石仏があるおどろおどろしい寺があって~…んまぁ、若い人はそんなとこ行きたくないっすよね!」って説明していたのはコチラのことかと思います。

そこから嵐山駅~渡月橋方面に出るつもりがちょいと迷ってしまい「竹林の小道」へ。化野や愛宕は人が少なかったけど、このあたりまで下ってくると観光客が多くなってきました。
けっこう坂がキツいので、嵐山散策はぜったいにヒールNGだと思います
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いい写真が撮れました。

そこからまた徒歩で移動して、「月曜から夜ふかし」でも取り上げられていた「御髪神社」へ。日本で唯一の頭皮と髪の神社です。しんちゃんがはげないようにお参りなのです。
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さすがに写真には撮れなかったけど、ここは絵馬がすごくって「この世から戦争とハゲが無くなりますように」とか「彼氏の髪が関ジャニの村上クンぐらいふさふさになりますように」とか「前から攻めてきませんように」とか、なんだかシュールというか切実過ぎるというかすごかったです…。しんちゃんがはげないようにお参りして、お土産にお守りを買いました。(で、しんちゃんはそれを枕元に飾っています・苦笑)

そこからふもとまで戻って、「老松」で休憩。嵐山店の茶房「玄以庵(げんいあん)」でしか食べられない「本わらび餅と」、季節限定の「晩柑」を食しました。
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本当は「夏柑糖」が目当てだったのですが、今年は夏蜜柑が7月ですでに終了してしまっており、グレープフルーツによる「晩柑」が代わりにでてました。ので、ややしょんぼりしてたんですが、食べてみたらコレすんごい美味しい。「夏柑糖」のほうがこれよりさらに渋みが少なくて甘酸っぱくて美味しいそうなので、来年こそはぜひ食べたい。ちなみにわらび餅は嵐山でしか食べられないですが、「夏柑糖」「晩柑」は新宿伊勢丹でも買えるので、特別な日のおもたせなんかにお勧めしたい1品です。帰りにしんちゃんへのお土産に大丸で買って帰りました♪

夏場、えらいこっちゃになっていた渡月橋。
一時はどうなるかと思いましたが、川辺の一部で復旧工事をしている他はだいぶ元に戻ってました。
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保津川の川下りを楽しむ人や貸しボート(1時間¥1,400)をこぐ人たちがたくさんいる中、私たちもボートをこぐことになったのですが、実はボートをタダでこぐ方法があるんです。

それはコレ↓
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保津川の川下りの船上コンビニでお馴染・対岸にある「琴ケ瀬茶屋」にボートを漕いで行くんです!

友達いわく「川沿いを、渡月橋から少し川上に歩いて行くと黄色いボートが2艘あるからそれに乗る」というので、言われた通り歩き、吉兆を越えて少し行くと…
ありました!これか。
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ちいさーい看板があるのみですが、女2人でボートに乗り込み、対岸にむかってこぎ出します!

が。

なかなかうまく漕げない…orz
ぐるぐる回ってしまったり悪戦苦闘、友達と途中で漕ぎ手を代わるなどしてなんとか15分ほどで到着。(あまりに必死すぎて漕いでる最中の写真撮り忘れたよ…)
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無事つきましたー!とても良心的な価格(ビール400円)なので、ここでいか焼きをつまみに川を眺めながら1杯やりつつぼんやり過ごしました。いやー良かったー!
結局2人でお酒3本、イカ焼き、みたらし団子食べて¥1600で、さらにボートまで乗れたんだから、ボート借りるよりいいかもしれないw
ちなみに帰りはボートを漕がなくても歩いて帰れますのでご安心を。(つまり、行きも漕がないでも来れます)ここはまたぼんやりしに来たいな~

そのあと再び駅前に戻りとりすきの名店「鳥市」でとりすきを。
お歳を召したおじいちゃん・おばあちゃんが2人で切り盛りされる民家のようなたたずまいの老舗です。全室和室の個室。古き良き民家みたいな感じ。
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おばあちゃんが作ってくれました!出汁にザラメとお醤油をいれる関西風のすき焼き。
めっちゃいい匂いでもっちりして柔らかくてお肉も美味しかったです。
おうどんが終わっちゃってたのは残念だったけど、ごはんも2人で1人前にしてください、っていったら少なめ盛りで別々のお椀によそって、しかもおしんこは2人前出してくださったり、アットホームで素敵なお店でした。あまりにも居心地良くて和室だったから15分ほどお昼寝しちゃいましたがな。ちなみにこちらは当日電話予約は仕入れの関係でNGなので早めにご予約を。

最後は河原町まで戻ってお買い物を楽しみつつ街歩き。「辻利」で抹茶グリーンティーフロートをテイクアウトしました。茶寮は混むし並ぶけどテイクアウトはすぐ買えるから、ぜったいテイクアウトがお勧め!(でも以前はショウガ風味だったグリーンティーがしょうが風味じゃなくなっていたのと、ぎおんの里とか、クッキーとか選んでトッピングできるやつがなくなってたのはショックだった…実質値上げてやつ?)会社へのお土産もこちらで「ぎおんの里」と「つじりの里」を買いました。抹茶ロールなんだけど誰にあげても間違いないし、数が入っているうえお安いし日持ちもするので会社のバラまきみやげにはもってこいです。

唯一残念だったのは、からあげの名店「梅しん」に行ったら売り切れで店じまいしてしまっていたこと。
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しょんぼり。いつか行きたいな~。

そんなこんなで、けっこう歩いたんで帰りの新幹線車中では爆睡!だったんですが非常に楽しかったです。

思えば親友とは今まで本当にいろんなところにいったなぁ…(しみじみ)

これが終わるといよいよ次の旅行は新婚旅行のハワイです。

気付いたら1か月切ってるので、そろそろ本格的に仕度しなきゃ;

レストランの予約とかも悩むな~

⇒しんちゃんの方が並びたがらない癖に予約するよ!というと「えー当日気が変わるかもしれないじゃん」とかいうのでややめんどくさい・苦笑)

この京都旅行でお分かり頂けるように、私の旅は基本「食べ物に執着」するので、のこり1カ月弱でハワイの食べ物徹底リサーチしたいと思います!

そんな旅日和な日々。