これまた映画のタイトルである。
寅さんでおなじみの渥美清さん主演映画である。
ジャンルは喜劇となっているが、1960年代だと喜劇として成立していたのだろうか。
もちろん渥美清さんの名演技は、喜劇役者らしくコミカルである。
しかし、この作品はヒューマンドラマであり文学作品である。
いや、もしかしたらこれこそが喜劇なのだろうか。
喜劇をコントのようにとらえていたことを恥じるばかりだ。
もしかしたら実話を元にした話かもしれない。
最終的に救いのないストーリーは文学に疎い俺には悲しすぎるが、それはつまり良いストーリー、良い脚本、良い演技、良い監督がもたらすエンターテイメントに、俺が魅せられたということに他ならない。
ううむ。
最近どうも古い時代に興味津々でいかん。
戦中戦後どころか縄文時代まで遡るイキオイでワクワクする始末だ。
そもそもテレビやドラマを観ることが少ないので、映画への免疫がないのかもしれない。
できれば昭和の作品をたくさん観たい。
まあ、今週末から始まる仕事の都合で、年内はもう休みがない。
映画を観るヒマなどなさそうだが、それもまた良し。
手の届かないものに恋い焦がれる時間というのは、あとになってしまえば甘酸っぱい思い出になるだろう。
。。。なるかっ!
何を隠そう、私、労働が大嫌いでして(笑)。