おはようございますラブラブ

 

GLAPOCHAプロデューサーの

桃果 愛です🍑

 

 

今日は

 

『プラスサイズモデル

  って誰でもなれる?』

 

について書いてみたいと思います。

 

 

 

「普通の細いモデルより太っていて

自己管理の努力を怠慢しているから

ぽっちゃりモデルって

誰でもなれるんでしょ?」

 

 

 

私は実際に言われたことはないんですが、

そんなことを言われた方も

少なからずいるようです。

 

 

では、本当に

プラスサイズモデルに

誰でもなれると思いますか?

 

 

 

 

私は、

今の日本では

ある程度自分の見せ方が上手い方は

誰でもなれると思っています。

 

 

期待通りの答えでなくてすみません...

 

 

でも本当です。

 

 

今の日本のプラスサイズ業界にいて

実際にそう感じます。

 

 

 

なぜ、そう感じるのか。

 

 

それは、

まだ日本ではプラスサイズモデルという仕事が

確立しているように見えて

実は全然確立していない

からです。

 

 

 

プラスサイズモデルのお仕事一本で

充分に一人で食べていけるモデルは

果たして今の日本に何人いるでしょうか?

 

 

私は片手以内で収まると思います。

(あくまで予想です)

 

 

少なすぎですよねぐすん

 

 

その背景には①〜⑥

こんなことがあります。

 

 

実際にプラスサイズモデルのお仕事のギャラは

とてもバラつきがあるんです。

 

 

クライアント様によって

ギャラが違ってくるのですが、

 

 

①ギャラはレギュラーサイズの

モデルと同様に出すので

モデルスキルのある人材を使いたい

という企業がある反面、

 

モデルのスキルは問わないので

とにかくギャラは交通費程度に抑えたい

企業があること

 

 

②レギュラーサイズのモデルには

一般的なギャラを払うけど

プラスサイズモデルには少なめしか

ギャラを払わない企業があること

 

 

それに加えて、

 

 

プラスサイズファッションブランドは

まだまだ少ない

 

 

⑤プラスサイズ展開をしていても

レギュラーサイズモデルが着用していて

プラスサイズモデルを起用するブランドも

まだまだ少ない

 

 

⑥プラスサイズ展開を謳っていながら

サイズ展開の幅が少なすぎるブランドも多い

 

 

⑦レギュラーサイズのモデルには

ファッションをはじめ、

スキンケア、コスメ、ヘアサロン、

ビューティーグッズ、その他イベント出演等

限りなく出演のチャンスがあるのに対し、

 

 

プラスサイズが起用される場面は

プラスサイズのファッションの広告以外

非常に少なく、お仕事の幅も狭い

 

 

モデルどころか

Before/AfterのBefore場面なんかで

太った人の役としての需要は多い...

 

 

こんな日本のプラスサイズ業界で

 

 

ギャラは関係なくモデルに憧れて

モデルをやってみたい人は

何百人〜何千人、何万人?いるので、

 

 

モデルのスキルがなくても

実際にモデルになれてしまう人が

たくさんいるのも事実なんです。

 

 

 

レギュラーサイズのモデルのレベルは

果てしなく高い人も大勢いて、

ライバルなんて数え切れないほどいます。

 

 

 

でもプラスサイズモデルのライバルは

それに比べて少ない。

 

 

安くモデルを起用したい企業は

わざわざ高いギャラを支払っって

依頼しないことも少なくはないでしょう。

 

 

また、まだまだ読者モデルで充分

というふうに思われているところも

多いでしょう。

 

 

出来たばかりのブランド様は

経費を抑えなくてはいけないし、

 

 

アパレル業界が厳しい経済状況で

モデルのギャラを抑えたいことは当然でしょう。

 

 

それが悪いとは思っていません。

 

 

では何が問題か?

 

 

それは、

 

 

簡単にモデルができることに

甘えてしまう人も少なからずいるということ

 

 

プラスサイズモデルは安く使えると

考えている企業も少なからずあるということ

 

 

だと思っています。

 

 

『読者モデル』

『モニター』

『アンバサダー』

 

 

この言葉や役割を

否定するつもりはありませんし、

とても大切な役割があると思っていますが、

 

 

この言葉に甘えることなく

 

 

モデル自身は、スキルを身につけて

『ギャラを払ってでも起用したい』と

思われるように成長しないといけません。

 

 

一時的に限られた場所で

モデルを体験することはできても、

 

プラスサイズモデルとして

継続的にお仕事を頂けることは

全く違う意味になると思うので、

 

プラスサイズモデルを続けることが

重要かと思います。

 

 

また、

 

ギャラを払える企業は、

プラスサイズモデルもきちんと

 

 

レギュラーサイズモデルと同等のギャラで

モデルとして起用すべきだと思っています。 

 

 

論点を少し戻して考えてみると...

 

 

『プラスサイズモデルの自己管理が怠慢』

ということについてですが、

 

 

体型をみて怠慢というのは

そもそもおかしな話だと思っています。

 

毎日1時間ウォーキングして、

食事も食べすぎないように注意してる人でも

痩せない人もいます。

 

太った原因が病気や薬の副作用の人もいます。

 

そもそも幼少期から体格が良くて

それが普通で生きてきた人もいます。

 

暴飲暴食で太った経緯があったとしても

その原因が必ずあるでしょう。

 

 

プラスサイズモデルに求められている役割は

私はレギュラーサイズよりも幅広く

あると感じています。

 

 

そんな体型のことに関する

『平均と違う』ことを武器にして

平均なサイズでないファッションを身に纏って

 

 

いろんな人生の背景と

それぞれの個性を表現することが、

 

むしろ

プラスサイズモデルの使命

だと思っています。

 

 

モデルは必ずしも

細い体型に合わせたファッションを

表現することに限らず、

様々な体型や個性に合わせた色々なモデルが

必要だと思います。

 

 

そしてファッションだけでなく、

いろんな生き方の中の一つとして、

プラスサイズモデルが表現することの意味は

たくさんあるのではないでしょうか。

 

世界中にいろんな個性の人が存在するように、

モデルにもいろんな役割があって

いいと思っています。

 

 

実際に、

 

『細いモデルさんを見て

自分に自信がなくなったけど、

プラスサイズモデルさんを見て

ありのままの自分でいいんだと

勇気をもらえました』

 

 

というメッセージは

 

 

私は今までに数え切れないほど頂きました。

 

 

私自身、

ストレッチマークが大量にある身体ですし、

引き締まった筋肉だらけの身体でもありませんが

 

 

そんな嬉しいメッセージをいただく中で

 

 

プラスサイズモデル のお仕事に

「生き甲斐」「誇り」を感じます。

 

 

ありがたいことに

私はプラスサイズモデルのお仕事一本で

生きていますが、

 

 

日本でも早く

モデルのスキルを身につけた

レベルの高いプラスサイズモデルが

多く誕生して

 

 

『プラスサイズモデル』

という職業が

確立されることを願っています。

 

 

そして外見で肩身の狭い思いをすることが

早くなくなりますように。

 

 

『GLAPOCHA』では

モデルのスキルを身につけるレッスンを行なっています。

 

新型コロナウイルスの影響で

レッスンを一時的にストップはしていますが、

随時再開していきます。

 

 

『GLAPOCHA』は、

日本でプラスサイズモデルの職業を確立させるため

日々奮闘中!!ぶちゅードキドキドキドキ

 

やる気に満ち溢れるGLAPOCHAモデル

本当に頼もしいです。

 

 

今日もまた長くなりましたが(笑)

プラスサイズモデルに興味がある方に

読んでいただけると嬉しいです。

 

 

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お楽しみに〜ドキドキ

 

 

〜自分を愛してHappyに〜

 

Aimomokaキスマーク

 

 

GLAPOCHA/プラスサイズモデル 事務所

 

 

 

<桃果愛/Ai Momoka>

日本初のPLUS SIZE MODEL

 

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