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【注】予知夢【失敗】❓

 

ソフトバンク、太陽光発電で印政府と協議 6兆円規模


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 ソフトバンクグループがインドでの大規模太陽光発電所(メガソーラー)開発について、同国政府と詰めの協議に入ったことが分かった。総事業費は600億ドル(約6兆6千億円)を超えるとみられ、ファンドを通じて一部を出資する。サウジアラビアでは20兆円規模の太陽光発電施設を建設することで合意しており、再生可能エネルギー分野でのソフトバンクの存在感が高まりそうだ。

 孫正義会長兼社長らが、インド政府と詰めの交渉をしている。地元メディアによると、事業総額は600億ドルと巨額で、発電設備だけでなく太陽電池なども製造する。2030年までに20万人を雇用する計画をインド政府に示しているという。

 経済成長が続くインドでは電力不足が課題で、政府は再生可能エネルギーによる発電規模を22年までに1億7500万キロワットに高める計画だ。ソフトバンクはすでにインド国内で太陽光発電を手掛けており、これを拡大する格好だ。サウジアラビアなどと立ち上げた運用額10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」から出資する。

 ソフトバンクはサウジアラビアで世界最大級の太陽光発電設備を開発することで合意している。2億キロワットの設備で、30年までの事業総額は2000億ドル(約22兆円)にのぼる。ただ、ファンドからの出資は一部にとどまる。企業などとの売電契約による収入があることを前提に、プロジェクトファイナンスを活用するためだ。

 19年半ばにも稼働させる720万キロワットの発電所のコストは50億ドル。うちファンドからの出資は10億ドルで、残りは融資になる。インドでの投資もこうしたファイナンスを活用するもようだ。

 ソフトバンクはビジョン・ファンドなどを通じ、世界の成長企業に投資している。米ライドシェア最大手のウーバーテクノロジーズに代表されるモビリティーや、人工知能(AI)などの分野が中心だが、成長性の高い事業を探る中、太陽光発電など再生可能エネルギーへの投資も目立つようになってきた。