「予知夢」を最新科学で検証した結果がヤバすぎる!時間は螺旋、未知の認知機構、量子の不思議な世界Ⅰ

 

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 眠っているときに毎日のように見る夢。夢は昔から無意識、あるいは超自然的な何かからのメッセージであると考えられてきた。

そして時々、夢の中で未来に起きる出来事や経験を先取りすることがあるという。このような、いわゆる「予知夢」を科学的に

検証している人々がいる。オルタナティブメディア「Collective Evolution」からその研究についてご紹介しよう。

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画像は「 Collective Evolution」より引用

予知夢を実験する

 米国セイブルック大学の心理学者スタンリー・クリップナー教授は40年近く夢について研究してきた。

予知夢も彼のテーマの一つで、過去に興味深い実験を行っている。

 実験では、被験者は夜間に4~5回起こされて夢の内容を記録する。翌日、被験者はランダムで何らかの体験をさせられる

(例えば鳥の動画を見るなど)。これを8日間繰り返す。そして夢の内容と翌朝の体験内容に一致がないかを調べるというものだ。

 検証の結果、被験者が夜見た夢と翌朝の体験には、そのほとんどで一つ以上の一致が見られたという。つまり、

被験者らは翌朝の体験を予期するような内容の夢を見ていたことになるのだ。