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また1つ増える八ヶ岳のドームハウス。

こちらは、やつはドームハウスも手がけたメンバーが新たに近隣で建築中の新型ドームハウスであります。

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やつはドームハウス(上)との違いは、一段三角パネルが多く、地面から屋根全体まで全部が三角パネルでできています。

より球体に近い形状でありながらも、一番下の三角パネルが長く、上の三角パネル屋根を高く押し上げており、ドームハウスのデメリットの1つでもある、2Fのスペースの狭さを軽減しています。

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2Fに立っていても、通常のドームハウスのような圧迫感がなく、隅まで広々と床も活用できそうです。

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こちらのドームハウスは直径10mのサイズ。

やつはドームハウスは直径14mであり、床面積は地下室とロフト(3F)も合わせると240平米にもなるため、一般の住宅としてはかなり大型となっていますが、この10mほどのサイズとなると、夫婦二人、家族三人から四人までとコンパクトにまとまってとても過ごしやすいと思います。

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一般家庭用としては、おそらく今後は10m、11m、12mといったサイズが標準となり、これにエクステンションという外に突き出した箱型の部屋を必要に応じてオプションで増やしたりするプランとなると思います。

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逆に9m、8m、7mという小さなドームハウスも建築可能ですが、こちらは通常の「フラードーム」という黄金比の形状で作ると、どうしてもベースが低重心となってしまい、2Fのロフト部分を作らないタイプであれば問題はないですが、2Fにある程度のスペースを望むと、寸胴の長い1Fに帽子を被ったキノコのようなドームハウスになってしまいます。

その上で予算が結構かかってしまうので、今のところ9m以下のこじんまりしたドームハウスを建築希望の場合は、三角パネルの枚数を減らした「MPドーム」というタイプが予算的にも機能的にもぴったりだと思います。

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もともとはガレージ用やワークスペース、小型店舗用として考案されたMPドーム。

フラードームは三角パネル60枚を使うのが標準ですが、このMPドームは12枚少ない48枚のパネルであり、材料費などのコストが削減できます。

低重心のフラードームに比べて重心も高く、小さくてもロフト(2F)スペースにある程度余裕を持たせることができるのも特徴的であります。

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間取りを工夫すれば、隠れ家や別荘、秘密基地のように生活することもでき、小さくても新築で丈夫なドームハウスを希望する方には、低予算でご希望に添えると思います。

低予算といっても、ほとんど間仕切りをしないロフトをつけた簡易的な構造でも1500万円程度、ある程度しっかり作り込んで部屋数も増やすと2000万円から2500万円はかかります。

一方でフラードームは、どんなに小さくしても2500万円以下は難しく、10mサイズでも3000万円から3500万円、一概には言えませんが、12mサイズなどになると4000万円以上かかる場合もあります。

おおよそフラードームの場合は、坪単価80万円〜120万円となっており、使う材料やサイズによって坪単価が変わってきます。

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一般的にログハウスの坪単価は100万円前後、稀に住宅メーカーが打ち出す坪単価50万円以下の低価格住宅もありますが、実績ベースでは住宅メーカーでも坪単価が年々上がっており、坪単価80万円以上かかっているケースも珍しくはありません。

そのうちの半分以上が広告費や展示会場への経費となっていて、実際の原価は極めて安く、とても無垢の素材や漆喰などの自然素材も使えず、もちろん設計プランも規格のものがほとんどです。

そういった意味では特殊な設計技術が必要なドームハウスは、完全自由設計で自然素材にこだわり、2、3ヶ月の突貫工事ではなく、技術を持った職人が半年以上もじっくり丁寧に作り上げているので、値段はハウスメーカーより高くとも、完成した住宅はプライスレスなものがあります。

少しずつ八ヶ岳のドームハウスチームも体制が整ってきており、来年からは多くのドームハウス建築に手掛けていけそうです。

もちろん全国各地でも建築できるネットワークの準備も進めているので、基本的にはどこの地域でも自由設計のオリジナルドームハウスが作れます。

ご興味のある方は、やつナビのHPにより詳細のドームハウス情報が掲載されていたり、こちらからドームハウスパンフレットもダウンロード可能です。

かなり具体的にドームハウス建築を検討されている方は、11月26日の午前にドームハウス見学会&相談会を開催しています。

定員が少人数のためいっぱいとなっているかもしれませんが、今後も定期的にご案内するので、見学会などご希望される方は以下のメールアドレスまでご一報くださいませ。

support@yatsuha.com

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八ヶ岳は、おそらく日本一のドームハウス密集エリアだと思います。

ここは原村にあるストーブハウスというお店。

20年ほど前、日本でドームハウスが生まれた初期の頃に作られた貴重なドームハウスの形状の店舗となっています。
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ドームハウスと四角い店舗がくっついており、見た目よりもずっと広く感じます。

やつはドームハウスのストーブグッズもこちらのお店で買っており、とてもお洒落な小物もあってオススメのお店の1つです。

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やつはドームハウスからもすぐ近くにある、東京時代からの知人が経営するドームハウス店舗のオイスターバー「コジシタ八ヶ岳」

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特殊なルートで産地より直送されており、現地の高級牡蠣料理店で食べるよりも美味しい牡蠣がリーズナブルに食べられるので大変オススメのお店です。

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そして、こちらもやつはドームハウスからもすぐ側にある宿「ツインドーム龍宮」

八ヶ岳の食材や自家菜園のオーガニック野菜を使った食事も出て、何よりもドームハウスに宿泊体験ができる貴重な宿です。

先日もグレッグイベントで活用させて頂きましたが、宿泊者の皆様からも大変ご好評でした。

他にも近隣を散歩したり、ドライブしていると至るところにドームハウスを目にします。

おどらく車で20分以内の範囲に10棟以上は確実にあると思いますので、こんなにもドームハウスが密集している地域は全国各地、世界中でも稀かもしれません。

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地球自体がエネルギーグリッドで覆われていることは、古代からの哲学者や神秘学者の中ではよく知られていたことであり、最近注目されていることでもあります。

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まるで地球そのもの、地球内部で生活するかのようなドームハウス。

これからの地球人のスタンダードハウスとなるように、少しずつ普及活動を進めていきたいと思います。