☆「上手く出来る」と「表現している」の違い | 魅力調律師北川涼子 涼子ゴロク。

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いい女がいい男を創り、いい男がいい女を創る。そんな関係っていいよね♪と感じる大人に役立つブログです。

こんにちは♪
魅力調律師 北川涼子です。


先日、友人の息子さん(大学生)が出ている
コンテンポラリーダンスの公演を観て来ました。


絵やアートはちょこちょこ観ますが
ダンスという「動き」「生きている」アートはあまり観る機会がないので
どのようなものなのか、
よく分からないまま伺いました。


一つの演目に、20人弱かな?
20歳前後の人達が
音楽に合わせて
全力で動きます。


その時不思議だったのは
全く同じ振り付けなのに
あの人とこの人とでは
伝わる何かが全然違うということ。


全力でやっているのは
どの方もそうでした。
が、私の心に響くのは
「振り付けを間違えずしている」動き
ではなくて
その上で
「自分なりに表現している」動きの人
でした。



分からないですよ?
皆さん自分なりに表現されていたかも
しれません。



でももしそうだったとしたら
観る側に伝わると伝わらないの
違いってどこから来るんだろう?
と思いながら引き続き観ていると
気づいたことがありました。



私がこの人の表現伝わるな~
と思う人の動きは、
美しい
のです。


小指の先の動きまで、意識がある感じ。
そして丁寧な動き方をしていました。


手を上げるのでも
何も考えずただ上げるのと
力強くシャッ!と上げたり
弧を描いて花弁が開くように優雅に上げる、
のとでは、それぞれ伝わり方違いますよね?


そこに各人の想いが表現されるのかなと。



でも想いがあっても
そう動ける「技術」がなければ
思う表現は出来ない。


小指の先まで意識を通すって
言うのは簡単だけど
すごく地道なトレーニングがいる事で、
基礎がきっちり出来ているからこそ
出来ることでね。



この一瞬の表現の美しさのために
この人は人生のどの位の時間を
積み重ねてきたんだろうなぁ•••



と思うと
それが観れている事に
胸が熱くなりました。



帰り道、
私は身体で表現する人ではないけれど
でも、細かい所を丁寧にやる事は
取り入れられるなぁ•••
それを続けていけば
何かが美しく在れるのかな?


と思うと
私にも歩ける「美への道」
が見えた気がして
嬉しくなりました。



「想い」×「技術」=表現力


千里の道も一歩から!

10年やれば何とかなる!



それでは素敵な1日を。

涼子でした☆