十二人の怒れる男  アナログの逆襲 | 昔の日本映画 勉強会

昔の日本映画 勉強会

古い日本映画を知らないので、これから一本一本観て記録してゆこうと思います。その他。

日本映画じゃないですが

「十二人の怒れる男」
1957年
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コップ

TUTAYAでDVD借りて観ました。

 



~あらすじ(ウイキより)~

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。

~感想~

 

うーん 面白い、これは面白い。

凄い映画を観てしまった。

ただ単に、12人のおじさん達が話し合うだけの それだけの映画なのに 何でこんなに面白いんだろう。
脚本と、俳優の演技が素晴らしいのでしょうか?
この暑い時期、汗を拭きつつ、鑑賞するのに最高に素晴らしい一作だと思いました。
少なくとも私は観ているあいだ「暑さ」を忘れちゃったですよ。
こういう映画を観たかったんだ!

本作は
はるか昔、学生時代にも テレビで観たことはありました。
そして
ラストもどうなるかも全部知っていたのですが、
それでも今回充分楽しめました。

いや学生の時よりも、私自身が社会に出て、
色々な男たちと出会っては別れを繰り返し
年をとった今だからこそ
よけい面白いと感じたるのかも知れません。
だって出てくる男たちが、みんな、
昔どこかで出会った人のように見えてしまうんですから。

あと思ったのは
アメリカでは、こんな昔からウォーターサーバーがあったんだな、ということ。


昔のアメリカのウォーターサーバーってカッコイイですな。

ジュークボックスみたい。
紙コップのデザインもシュール。

 


会議に行き詰まったら一杯どうです。?

 

スパイが片手にピストルを持つとカッコいいように、会議する人達には
ウォーターサーバーという小道具が似合う気がしました。
会議中 酒じゃダメだし、自販機は高いし
いつも熱い議論を戦わせて活気ある職場には是非ウォーターサーバーを1台 ご検討下さい。
(なんのこっちゃ)

 

扇風機も良かったですね。

レトロな感じで。

レトロな、アナログチックなものが 私は好きなんです。


~JustLikeAWomanの勝手な自己評価~
★★★★★ 星5(い)つつです!!!

 

映画よ 今夜もありがとう。

 

 

 

 

あと、ジョニーイングリッシュ・シリーズの「アナログの逆襲」もDVDで観ました。

 

私としては前作「気休めの報酬」の方が、笑えるシーンも多く

伏線回収も鮮やかで 作品としては「気休め」が上だと思いましたが

「アナログ~」も充分楽しめました。

 

ローワン・アトキンソンとオルガ・キュリレンコとの絡みは最高でした。

ホテルのバーに美女

出逢い

乾杯を交わし それぞれのカクテルを飲む

ジョニーの鼻に傘がささってる!

(笑)

 

~JustLikeAWomanの勝手な自己評価~
★★☆☆☆ 星2(ふた)つです!!!

 

映画よ 今夜もありがとう。