桃太郎侍 | 昔の日本映画 勉強会

昔の日本映画 勉強会

古い日本映画を知らないので、これから一本一本観て記録してゆこうと思います。その他。

 

1957年 三隅研次 監督 大映

「桃太郎侍」

をyoutubeで観る。

 

 

面白かった。

 

原作 山手樹一郎
脚本 八尋不二
製作 酒井箴
音楽 斎藤一郎
撮影 杉山公平
編集 西田重雄

 

桃太郎/若木新之介:市川雷蔵(主演)

百合:浦路洋子

伊賀半九郎:河津清三郎

花房小鈴:木暮実千代

伊之助:堺駿二

鷲塚主膳:杉山昌三九

右田外記:香川良介

神島伊織:清水元

大滝鉄心斎:細川俊夫

高垣勘兵衛:植村謙二郎

 


はじめて「市川雷蔵」の映画を観た。

これが 有名な RAIZOU か。

イケメンだし、殺陣もかっこいい、オーラがある。

人気者のはずだよ。

 


原作の山手樹一郎を私は大好きで、一時病気のように読み漁った。

だから山手樹原作の映画をいつか観たいと思っていた。

念願かなって良かった。

祈願とは忘れた頃に成就するものか、近頃は熱も冷め山手樹を読んではいない。

しかし観れてよかった。

山手樹の世界が好きだったことを再認識できた。

 


音楽の効果がすごい。

もう それは 大袈裟で わざとらしい。

驚く時は ジャジャーン

危機迫る時は ジャラ ジャラ ドローン ドドド ドジャーアアンン

楽しい時は ピコピコン タリラン ピコピコーン

など (ほんまかいな)

ワイヤーアクションもSFXもCGも無いが

この ざわとらしい音楽効果のおかげで 

映画はにグイグイ引きこまれる。

身を委ねさえすれば、音楽もまた耳で愉しむ映画なのだ。

 


私は 杉葉子 と 小暮実千代 を混同していたが

これで小暮実千代を認識した。

いい女優さんだなあ。

桃太郎侍の魅力は小鈴の力が大きいと思うが

小暮の小鈴はぴったりだ。いや原作の小鈴より小暮小鈴は魅力的だと思った。

 


豪華な舞台、美しい風景、人々、殺陣さばき、魅力的な日本語 どれもいい。

 


伊之助役の堺駿二とは マチャアキのお父さんか。

そういえば似てる。

 


悪役の銃をもつ男(高垣勘兵衛?)は植村謙二郎。

この人は成瀬の「稲妻」に出ていた あの飲んだくれの男か。

この役者さんも私は好きだ。目が離せなくなる。

 


桃さん 優しくて性格もいいし強い。品があって明るく男っぷりもいい。好きだな。

小説のイメージを裏切らぬ。

水責めのシーンが無いのは残念だったが充分楽しめた。

ラストの一騎打ちも手に汗握った。

長谷川一夫 轟夕起子小鈴の 他の桃太郎映画も観てみたい。


映画よ今夜もありがとう