それは今から164年前の1851年。
その墓石が我が家のお墓に並ぶ最前列の一番左に鎮座している。
そこから右に移るにつれて代の近しいご先祖様となり、一番右側に4年前に父と子供達で造成した「菅間家」の墓がある。
前列以降、後ろ2列に更に更に400年くらい続くご先祖様が眠っていると。
先日、「永遠の0」を観たからではないけど、明日から盆明けまで仕事や遠出があり、本日は夏休みを取ったので水と箒持って墓掃除に行ってきた。
お墓に至る山道はきれいに掃き掃除されていた。
山の木々の葉が午前の陽の光を受け、爽やかに緑色に照らしている。
とても爽やかな空気だし、虫除けスプレーしなかったけどまだ蚊も少ない。
地面を見れば象芸色のバッタや、普段だと殆ど耳にも聴こえないたくさんの種類のセミの大合唱もここにはあった。
・・・・・子供のころはこの山道の沢で小石を除けて沢蟹採りをしたり、この山道を更に奥に行った沼沢でサンショウウオの卵嚢を採って孵化するまで水籠に入れて夏休みを過ごしていた。サッカー少年団をしながら。扇風機に向かって「あ~~~」ってしたりしながら・・・・・・
既に「菅間家」の墓には既に花が添えられていて、(昨日にでも親が訪れたのか)、いつも意識が親より遅い。すまない、両親。
せっかくなのでそこから花を数本、引いて最前列のご先祖様方に供えた。
御祖父ちゃんは自分が生まれる前に亡くなっていたから、顔も知らないけど、だから自分の生きてる37年間で実家での葬儀は自分が小5の時に御祖母ちゃんが亡くなった時のみ。
自宅裏の大きな墓碑に書かれた海軍一等兵のご先祖様は、享年34歳。
今の自分より年下で戦没者となった。
出征時、自宅前で近所の人たちと見送られる直前のセピア色の集合写真を、偶然見つけたことがある。
とりとめもないけど、自分は38回目の夏を生きている。
写真、自宅庭の雨。
