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  社員にもよく話すのだが、人生は自分が主役の映画の様なものだ。死ぬ時や老後、否半世紀も生きた頃には何度も何度も人生をDVDの如く回想する。時にはサムネイルで良いシーンを繰り返したりして(笑)。

  私にとって良いシーンというものは、どうにもならないピンチに陥った時のことだ。もっとも、何とかそれを乗り越えて来た訳だが、不思議と成功シーンはその場は良くても振り返った時に深みがない。しかし、絶体絶命のピンチはその場はそれこそ地獄だが、時間の経過とともに熟成され、甘美な思い出となる。

  映画だって「誰かさんの平凡な生涯」みたいなものは誰も見ないだろう。むしろ、「誰々の危機的な障害」だったり、時には「誰々たちの酷すぎる傷害」・・・これはアウトレイジみたいなジャンルかな。

  つまりは一度限りの人生は出来る限りの冒険と挑戦を求めて行かないと面白くないということ。「なんてつまらない人生だ!」などと叫びながら人生の幕を閉じたくなければ、もっとハラハラドキドキした毎日にしないと!

  まして、サラリーマンなら相当工夫しないと面白い映画にはならない。どうせやるならウルフオブストリートから犯罪部分を差し引いた位にするのはどうだろう?

  上司に本日の業績を聞かれるのが怖いなんてバカバカしい。

「安心して下さい、今月分終わってますよ!」位のセリフを叩きつけられる主役を目指してもらいたい。

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