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  昨日はある都心のオフィスへ。そこは5年前にわが社の前身である親会社の国際部門が立ち上げたオフィスで、異動後数ヶ月間を過ごした場所だ。

  夜の街を歩いていて、かつての悪戦苦闘の様々な記憶が蘇ってきた。

  特に英語が堪能な訳ではなかった私は、外国人と自分の土俵で戦おうと毎日の様に飲み歩いた。というよりは就業時間終了と同時にレッドブルとウォッカのカクテルを飲み干してからオフィスを出るのが常だった。

  酔うとお互い本音が出る。特に英語圏の人間は悪口のつもりではなく、日本文化に違和感を感じる点を率直に述べる。しかし、当時の私はそんな彼らの性質がわからず、批判に対しては批判で返していた。すると、必ず言われるのはIntimidating!という言葉だった。

  内容についてはあまりに猥雑で語れるものではないが、一例を挙げれば、
「君らは人前で平気でキスするが、日本ではキスは性行為の一部だ!我々は常に君達の愚行に我慢してるんだぞ!」
  だから、君らも日本の慣習に従いたまえ!という屁理屈だ(笑)。

  当時の彼らのうち残っているのはごく一部だが、昨年たまたま成田空港で出くわしたアメリカ人は転職先でアジア部門の部長になっていた。
出社早々、Guess what!から始まり、新宿で偶然大ファンであったAV女優にあえた幸運を嬉しそうに話してくれた人物だ。酔えば「おっぱいは大きい程いい・・・」と耳元で繰り返し呟いていたのも彼だ。

  あれから分割設立で、新会社となり、いまだに悪戦苦闘状態を脱したとは言えないが、ワクワク気分はあの頃のまま、青春時代真っ只中だ(笑)。


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