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  ワイドショー、ネットの様々なニュースの中で、NASAが39光年先の生命存在可能な惑星を発見したという壮大なものと、昨年の税関が押収した覚醒剤が1トンにも及んだという残念なものが目についた。

  社員に対する研修等でよく話すのだが、この先神の啓示もUFOが飛んできて「あなたは選ばれた人間です!」ということもないだろうが、仕事を通して自身を覚醒させられたら、それはちょっとしたものなのだ。

  しかし、この報道からわかることは、人は実現可能な自己改革よりは、とりとめもないことを考え、ひとときの快楽に浸りたいのかも知れない。

  せめて、無害な覚醒剤の発明が待たれるところだが、そんなものが無くても無害かつ世のため人のために貢献し、何とも言えない充実感に包まれる方法がある。

  それは使命感だ。自分の存在意義を決めると言っても良いだろう。職業と言うのはあくまで自分を主体においた表現で、単なる生活の糧を得るための手段となるが、使命となると主体は他者であり、受け取る側の喜びこそが重要ということになる。

  まして、差別化戦略でサービス業に従事する我々にとっては、とらえ方ひとつで仕事の場がアミューズメントパークになってしまう。1日中楽しく遊ばせてもらって、帰りには顧客からの感謝という満足感に包まれ、ポケットには自身や家族を幸せにするためのお金が入っているのだ。

  自身が体感し、体得し、それを体系化してきたものを一人でも多くの社員に伝え、この感覚を共有したい。


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