全ての人間は催眠状態で生きている

これは、私たちが想像する「催眠状態」と、私たちの普段の精神状態に違いがないということです。

どちらも同じ精神状態なのです。

ある経験をして、ガラッと性格が変わる人がいるでしょう。
あれも普段の睡眠の状態が変わっただけなのです。

私たちの意識は普段、自分が催眠状態にあることを自覚していません。
そして、私たちには今かかっている催眠状態から別の催眠状態になることを防ぐ機能が備わっています。
これは人間の脳の進化を考えれば当然のことです。

人間は集団を作ることでより効率的に安定した安全と食料を得られるようになりました。

集団では共通のルールが作られます。
集団の所属者はそのルールに沿った、同じような集団催眠状態になり、それを私たちは常識と呼んでいるのです。

カルト宗教に洗脳されて人を殺してしまった者と、仕事に打ち込むことが楽しくて多くの人に貢献する者、この2人の精神構造は同じものです。
ただ、催眠にかかっている内容が異なるだけなのです。
催眠の内容が集団のルールに反すれば犯罪者になり、集団の利益に貢献するなら善良な人になるというだけです。

あなたが今現在の催眠状態でいることで幸福な人生を送れているのあればそれでいいのですが、もしそうでないなら、今かかっている催眠状態から別の催眠状態に変えたほうが幸せになれます。

よく無意識に働きかけるという言葉を聞きますが、この無意識とは催眠状態のことを指しています。

まずは自分が催眠状態にあることを理解し、自覚することです。
そこから、自身の催眠状態をコントロールする基礎が生まれます。