「七草や 似つかぬ草も 打まじり」
<松藤 夏山>
「俎(まないた)に 薺のあとの 匂ひかな」
<内藤 鳴雪>
いつの間にか二十四節季の一「小寒」が過ぎた。
▼日増しに寒気が強まるが、日脚が徐々に伸びてくる。
きょう七日は「七日正月」。
「七草がゆ」を食べる古来からの習慣が令和の今に生きる。
春の七草と云えば、
「芹・薺・菘・蘿蔔・御形・繁縷・仏の座」
▼対する秋の七草は、
「萩・桔梗・葛・藤袴・女郎花・尾花・撫子」。
「食」に対する「観」というべきか。
ともあれ、最近はその時期が来れば春の七草が店頭に並ぶ。
だが、菘(蕪)・蘿蔔(大根)以外はいずれも野の草。
▼郊外に居を構える者にとっては、時が来ればその野草の姿
を求めて巡り歩くのも楽しみの一つ。
小川の畔であったり、小藪の中であったり。
もっとも、種を間違えないようにすることは大切だ。
夕闇迫るころには、俎の上で叩き、和らげて七草粥を作る。
追記:七草粥の仏の座の別称は「小鬼田平子(こおにたびら
こ)」で、最後尾の画像の「三階草(さんがいぐさ)」
の別名を持つ仏の座とは名が似て非なるもの。
今日の歩行数 歩。キロ数にして約 。






