今回の刑事列伝は昭和刑事アクションドラマの名作大追跡
腕は確かだがやりすぎて組織からはみ出したアウトサイダー達が
チームを組んで悪を追い詰めるハードアクションドラマだ

行き過ぎた独断行為で銀行強盗の容疑者を死なせてしまった
神奈川県警元捜査一課課長補佐、新田警部。
署長の命により新しく創設された「遊撃捜査班」リーダーとして配属。
さらに選ばれた4人の刑事
頑固で融通が利かない矢吹
一見チンピラ風で軽いc調男の滝本
紅一点だがかなりのじゃじゃ馬、結城
サブリーダーで一番の破天荒男・水原
5人は今日も他の捜査班の目をかいくぐって事件をハイエナのように追ってゆく
なぜならこの班は検挙率を上げなければ即解散というケツに火がついた状態の
ギリギリチームだからだ。
しかも特別手当が一件につきなんと500円(笑)
近年でもなかなか見かけないブラック企業ぶりだ。

70年代ドラマらしく毎回乱闘と怖いほどの銃撃戦。
見ごたえたっぷりの作品なのだ

キャストも非情だが誰よりも仲間を信頼してるリーダー新田に
加山雄三

クールファイター、矢吹に今は亡き沖雅也
チャラいがやるときはやる滝本に柴田恭平
脅威のドラテクの持ち主結城に最近バラエティにも出るようになった長谷直美
みんなのまとめ役水原にミスターダンディズム藤達也、
この作品が後の「俺たちは天使だ!」や「大激闘」
「探偵物語」、「あぶない刑事」などの
コミカルまじりのハードアクションドラマという当時の日テレの刑事アクションの
ベースを産み出し、他局の「プロハンター」や「ベイシティ刑事」などにも
多大な影響を与えた作品なのだ」

特に沖の長身を生かしたアクション
柴田の尋常じゃない運動神経は必見、驚きのスタミナだ
ある回ではゴミ捨て場を走り回る暴走車相手に
生身で壮絶な鬼ごっこを展開し正直どぎもを抜かれた。
藤もまた若い二人に負けないぐらいに走り回る!
お勧めは
亡国を髣髴させる残虐な誘拐拉致事件。「耳」
伊佐山ひろ子の演じる悪女が印象深い「札束と赤いバラ」
大掛かりな現金強奪事件グループとの必死の追走劇「現金輸送車強奪」
逆恨みで次々と婦人警官を強姦殺人する卑劣な犯人「暴行魔W」
水原と矢吹が体験する心霊がらみの事件「淳子のミステリーゾーン」
金で夫殺しを専門に請け負う死体愛好家を追い詰める遊撃班、
後半の手に汗握るアクションシーンが見もの「ご不要な亭主始末します」
このあたりだろうか
最終回では松田優作がカメオ出演したり見所満載である
はい、そういったわけで
ぎっくり腰になりまして
大変でございます。
なかなか直らなくって大変です

1週間寝たきりでした
やっと直ったと思ったら
今度は歯痛(苦笑)

なんか祟られてるのか
6回目の書き直しなんですよこのブログ記事!!
なんせ書いてる途中で
勝手にログアウトされること意味不明6回
もういや、もーいやこんな生活(苦笑)


しかしなんですね最近
週刊誌で多いですよね
人気もモデルが衝撃のヌードとかいって
袋とじで散々じらして
買って開けばベッドに寝そべって
ケツしか見せねえってパターン(苦笑)

最近セミヌードって言葉あんまり雑誌で見なくなりましたよ!!
あれ反則だわ
手ぶらとかさあれだってセミヌードでしょ!?
ヌードは全裸ですよ
噓はいかんのですよ
詐欺でしょうがあれってさ
大体ヌードに芸術性なんて男は
求めてないですからね
男にとってヌードで重要なのは
芸術性でも毛でもない!!
「乳首が見えるか見えないかです」
(笑)
乳首も見せないのにヌードなんて言うな!!
ほぼ月五ぐらいで脱いでる
紗倉まなに誤れ!!(笑)
あの人は偉い!
俺に国家権力があったら彼女に国民栄誉賞を揚げたい!
そんなわけで
自己紹介を遅れました
5ヶ月近くろくにブログ書いてない
ガラスのハートの44歳独身、かっぱっぱです。
というわけで
サラッといいましたが44歳になりました
ついでに言いますがどうでもいいこと6周年突入いたしました。

不定期ですがこれからもよろしくお願いいたします
といったわけで
「かっぱっぱのどうでもいいこと」

改めましてかっぱっぱです。

最近ダイエットをやってるんですが
まあ困ってましてですね
糖質ダイエットあるじゃないですか

はじめたんですけど
なんかあんまり体によくないなん聞きまして
何かないかなって調べたんですけど
炭水化物を取りなさいって言う人もいるかと思いきや
今度は
豚肉がダイエットにいいなんていっててさ
いろいろまとめてみると

野菜、たんぱく質、ご飯の順に食べる
糖質は控えめに
肉は豚肉
運動はこまめに
とまあこんな感じ
と思ったら
どっかの大学で
豚肉を取りすぎると
動脈硬化など死亡率が30パアップって
どないやねん!!(苦笑)
どっかの先生は動脈硬化にも豚はいいとか
風引いたら鶏肉食えとかいけしゃあしゃあと抜かしましたが
もう何を信じていいやら・・・・・・
ちなみに糖質ダイエットも
普通の食事制限も
3ヶ月単位で見たら
結果は同じらしいそうです(苦笑)

というわけで
今回はこれまで
サラッといいますが
6周年これからもお願いいたします!!
お相手はかっぱっぱでした。
ほな、さいなー。

今回のこだわり時代劇は

中村吉右衛門主演の「斬り捨て御免!」

吉右衛門といえば

いわずともがな「鬼平犯科帳」が代名詞だが

この作品は言ってみれば「鬼平サーガ」と呼ばずにいられない

作品だ

吉右衛門がとにかく豪快に斬って斬って斬りまくり

最後に「御免!」と叫びながら敵の親玉を真っ向上段で斬り伏せるのが

最大の醍醐味なのだ。


江戸の片隅、三味線堀にある雑用番所「三十六番所」

一見無役の役人の集まりだが

実は江戸にはびこる悪を一掃するために設けられた特別部隊で

またの名を「斬り捨て番所」

先のリーダーが不穏な死を遂げ

番所も閉鎖かと思われたとき、

一人の男がやってくる。

元・奥右筆(今の政策秘書)花房出雲

エリートの座をあえて捨てこの掃き溜めにやってきた横紙破りだ

性格は豪放磊落な遊び人気質。

酒も強いしけんかも強い、そして何より情が厚いこの男

初日からみんなの心をわしづかみにし

リーダーとして辣腕を振るいだす。

そんな彼を部下は尊敬と愛着をもって「大将」と呼び

固い結束の元巨悪に戦いを挑むのだった。


主演の吉右衛門の人柄のにじみ出るような芝居も素晴らしいが

共演の長門勇扮する「父っあん」こと関大輔のキャラクターが実にいい。

5人の子持ちのビッグダディ、大らかな性格で槍とトンファーで敵を一掃する

凄腕の刺客。

特に槍捌きのすごさは流石は「三匹の侍」!

彼しかできないという相手の刀を穂先で奪って風車のようにクルクル回す殺陣は圧巻。

ある時は槍を首でぐるぐるまわし

三方からの敵をかく乱しながら仕留めるというもうすごすぎて何だかわからない妙技を披露。(笑)

超絶技巧とはまさにこのことである。

脇を固める

児島三児演じる面倒見のいい女郎屋の主人で後になぜか瓦版屋になる勘兵衛

番所の向かいの飲み屋の女主人・はつねを演じる岩井友美

そして三十六番所の後ろ盾にして出雲の幼馴染、大目付・朝倉丹波に橋幸夫と豪華。


第二部では三十六番所は裏で悪を裁く「鬼番所」として始動。

第一部では表立って活躍したが今度は隠密裏に悪を抹殺する

影の刺客としてリニューアルする。

最終回で三十六番所の存在を危険と見なした巨悪の罠にはまり

若き番士が二人壮絶な最期を遂げ

死闘の末出雲はすべての責任を背負って江戸を離れる。


最後の第三シリーズでは

出雲は完全に世捨て人となって酒におぼれ

堕落した生活を送っていたが最愛の女が惨殺され

さらにその裏に日本転覆を図る「翁の一味」の存在を知り

新たな後ろ盾、白川楽翁の頼みを受け

再び関や新たな番士、余四朗を加えて

翁一味せん滅の密命に命を懸ける。


機会があれば何度も再放送をやってる番組なので

ぜひ見てほしい。

とにかくあの豪快な「御免ー!!」を見てほしい。



今回のこだわり時代劇は
東ちづる主演の「お江戸吉原事件帳」


男に夢売り女が泣く町、新吉原。
そこに生きる遊女の恨みを晴らす4人の女の物語だ。

吉原芸者のおれん(連雀)を中心に
元太夫のやり手、おこう(孔雀)
太夫の教育係・番頭新造(ばんとうしんぞ)のひばり(雲雀)
恋文の代筆業を営む遊郭の娘あけみ(朱雀)
ある太夫毒殺事件をきっかけに
男に騙され踏みにじられた遊女たちの恨みを晴らす事に
命を懸けることになる。

4人もまた悲しい過去を秘めており
おれんは恋人の敵を探し吉原に芸者となって手がかりを探しており
ひばりも病気の父のために遊女として吉原に
おこうも男を年季が明けても待ち続けており
あけみは生まれてまもなく店の前に置かれた捨て子だった

それぞれ郭の中で悲しい女の姿を見続け
また己も泥水をすすって生きてきたからこそ
遊女の悲しみを誰よりも理解し
遊女を食い物にし、またその夢を踏みにじる外道を許せない。
亥の刻四つ、大門の閉まるとき、今夜もまた悪を啄ばむ4羽の雀が人知れず飛び立つ。

女四人ではあるが
三味線のバチを巧みに使うおれんと
元は武家の出で小太刀の使い手でもあるひばりを中心に
組紐で相手の自由を奪うおこうと鈴を投げつけ相手を威嚇し誘い出すあけみ。
それぞれが巧みな連係プレーで助け合いながら悪を倒していく。
必殺テイスト満載の殺陣シーンは
見所のひとつでもある

主演は
おれんに東ちづる
バラエティでは見せないシリアスな顔が新鮮だ。
しかし彼女はいつのまにか大御所になってたな(笑)
ひばりに「北の国から」「真珠夫人」の横山めぐみ
あけみに「ライオン丸G」の小林恵美
そしておこうに
萬田久子。
おれんにぞっこんの番所役人
柴田平八郎に渡辺裕之、中村主水を髣髴させる昼行灯だが
最終回では火付け犯相手に見事な殺陣を披露した。
四人雀の行動を黙認する門番、実は吉原総元締めのの甚平に
ベテラン神山茂
お勧めは
ゲストの山田まりやが一見金にがめついが実はわけありの遊女を演じた
3話「涙の起請彫り・主さま命」

騙され売られた童の悲痛な叫びに子供娘を拐かして食い物にする外道を倒す
5話「雀泣かせた童女の願い」

ひばり、おこうがそれぞれの過去に決着をつける
5話、6話。がかっぱ的には好きなエピソードだ。


今回のかっぱ百選は
永遠のカリスマ萩原健一主演のクライムストーリー「豆腐屋直次郎の裏の顔」
テレビスペシャルを合わせてもわずか13回のドラマだがで今も語り継がれる名作ドラマだ。
花井直次郎、本名加藤直次郎。
職業・豆腐屋。愛する妻と息子のために朝も早よから豆腐作りに精を出し
地元の仲間に愛され
昔ながらの自転車配達で今日も下町・月島を駆ける真面目な男。
しかしその正体はかつて全国指名手配にまでなったスゴ腕の強盗常習犯。
13年前に名古屋の仕事で失敗し服役。出所後に豆腐屋の修行を経て修行先で婿入りし
今に至る。その事は妻はおろか月島の連中は誰も知らない。
しかし、裏社会の人間の宿命か
せっかくつかんだささやかな幸せなのに過去のしがらみは黙ってくれない。
さまざまな伝を頼って直次郎に再び強盗をさせようと依頼に来る人々。
止むに已まれぬ事情を知って、情に流されまた、愛する家庭を守るため
直次郎は再び危険な強盗稼業に足を踏み入れるのであった。

主演は説明不要のカリスマ・萩原健一
相棒のツネを演じるのは名バイプレーヤー佐藤B作
直次郎の拳銃を預かる飲み屋のオヤジに梅津栄
直次郎の愛妻になんと渡辺えり
直次郎にぞっこんの花屋のバイトに生稲敦子と
安定感ばっちりのキャスト陣
また、
スペシャルからの
直次郎の正体を知る刑事を本郷に上條常彦も
忘れちゃいけない。

毎回毎回普通に暮らしたいのに
突如訪れる強盗依頼。
愛する家族を失わないために
直次郎の命がけの裏稼業は続くのだ。
強盗の支度の際に流れる
「ギャンブラー」は名曲で
ショーケンのあの独特の歌い方が哀愁を誘うのだ。
カラオケにぜひほしい。
非常に作品なのだが
10回で終了という残念な結果に終わってしまった。
最近ネット仲間のご厚意で
見ることができた。

最終回は
都市開発の憂き目にあい
一家は月島から離れることとなる
同時期に依頼された強盗の仕事で
依頼主だった美人女医が殺されてしまい
彼女の仇を討ち奪った金は彼女の意思とそれぞれの思いを込めて
思い思いの団体に寄付された。

数日後、引っ越して空家の豆腐屋跡に
ただ一人立ち尽くす花屋の麻里の姿があった。

本当に寂しいラストだった。
思えばもう少しスペシャルを続けてれば
相棒まではいかなくても
もうすこし続いてたのではないだろうかなと思う
惜しい作品である