‘88GSX-R400(GK73A)のブログ

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レーサーレプリカ、’88GSX-R400 GK73A のブログです。走ったりいじったり修理したり修理したり修理・・・の記録です

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数年前からやろうと思いつつ、なかなか重い腰が上がらない作業があります。それはー





ステムベアリング交換(^_^)


元々はテーパーローラーベアリングですがこいつが曲者でして、締め付けのポイントがほぼ点のような物で、緩ければガタ、締めすぎは直進性悪化、と言う代物。





で、GS1200SSの初期型に使われてるアンギュラベアリングが互換性ありとの情報を得て、これに交換しようと常々思っておりました。


先日、モモタロウが10%OFFクーポンだったので、勢いで買ってしまいました。




裏の物置にベアリングを外したステムがあるので、先にとりあえずガイドを圧入する事にします。





塩ビパイプで叩き込みますが、先に熱を加えて膨張させてから挿入。

すると、意外な程下まで入ってしまいビックリ!!

やはり熱作戦は有効なんですね〜👍

残りは力技で打ち込んで完成\(//∇//)\


翌朝は大雨予報だったんですが、目が覚めると外は曇りで降ってない模様。



慌てて起きて支度し、7時前から作業開始!!




ボルトはあらかじめ緩め、ほぼ終わったと同時にジャッキアップ。

キャリパーを外してからホイールも外します。



苦労したのがレース外し。

ネット情報でM6ボルトと高ナットの組み合わせが使えるという事なので真似します♪( ´▽`)

突っ張らせて反対側から叩き出すとー



お〜、ちゃんと外れる〜👍

外したレースは、新しいレースを打ち込む為に使います。



これは下側ですが、古いレースで打ち込んだ後、さっきの方法で古レースだけ叩き出しました。



取り付けの為、ベアリングにベルハンマー塗布してからグリースまみれにします。



一度強く締め付けてから緩め、軽く動く位置より少し緩めで固定。

組み立て時、ステムナットで締め付けるのでその分余裕を持たせます。



フロントフォークはトップブリッジだけ本締めし、中間のボルトは仮締め。

一度跨ってから車体を前後に揺すり、安定したところで中間も本締め。

最後にフェンダーを固定しました。






完成〜\(//∇//)\

ご近所試走しましたが、明らかにステアフィールが軽くなりました👍