間違った対処で痛みが悪化?寝違えたときは首を冷やして伊勢崎接骨院へ 接骨院がく伊勢崎韮塚院
寝違えの原因は、「おかしな体勢で寝てしまって首を痛めること」と「首が冷えて筋肉が限界を越えて緊張し、首を痛めること」です。
しかし、少しくらい変な体勢で寝てしまったところで、すぐに寝違えてしまうわけではありません。問題は、「寝ているあいだの寝返りが少ないこと」なのです。
寝返りが少ないと、同じ体勢のまま首に負荷をかけつづけることになります。人間は本来、適度に寝返りをうつことで体の負担を分散し、どこも痛くならないように調整しながら寝ることで疲れをとっているのです。
ただ、極度に疲れていたり、間違った寝具選びをしていたりすると、寝返りがうちづらくなります。首を寝違えやすくする理由を知って、できる範囲で対策しましょう。
暴飲暴食をしたり、生活リズムが崩れていたりすると、体に疲労が溜まります。とくに、内臓に疲れが出ている場合、寝ているあいだの体の向きや姿勢が固定されやすくなってしまうのです。
寝るまえの1時間はパソコンやスマートフォンを触らない、温かい飲み物を飲んでから寝る、といった方法で、なるべくリラックスした状態で眠るようにしましょう。
枕が高すぎたり、低すぎたりすると、寝ているあいだ首に負担がかかりやすくなります。寝違えてはいなくとも、起きたときいつも首にだるさを感じるなら、一度まくらの高さを調整してみるのがおすすめです。
ソファや、やわらかすぎる寝具で寝ている場合、うまく寝返りがうてません。寝具はある程度の固さがあるものを使うのが理想的です。
朝起きて寝違えに気付いた場合、絶対にやってはいけない間違った対処法を3つご紹介します。
寝違えたときは、血流をよくしようと温めることはやめたほうがよいです。首を痛めているときは、首の筋肉、痛みのある場所が炎症を起こしています。炎症を起こした場所は、ただでさえ痛みと熱をもっている状態です。イメージしやすい言葉でいうと、やけどをしているようなものだと考えましょう。
やけどをした場所をよくするために、温める人はいません。熱くなっている場所をさらに温めても、痛みが軽減することはないのです。大切なのは、炎症を起こしている場所を冷ますことなので、痛みのある場所は温めないように注意しましょう。
多くの場合、寝違えた場所は長時間筋肉が引き伸ばされ、負荷がかかった結果痛めています。寝違えたときに限らず、つき指をしたときなども患部をストレッチする人がいますが、伸ばしてけがをした場所をさらに伸ばしても痛みが強くなるだけです。
また、しばらく動かしていれば元に戻るだろう、と痛みを我慢して首をぐるぐる動かす人もいます。動かしても痛みが悪化する可能性が高いため、なるべく動かさないようにしましょう。
「痛い場所をもみほぐす」のも、間違った対処法です。痛めて熱をもっている患部に、温かい手をあて、マッサージで血流をよくすると、ますます患部は熱をもって痛みが強くなってしまいます。
つき指も、足をくじいたときも、寝違えたときも、患部はできるだけ触らないのが状態を悪化させないコツなのです。
寝違えたときは、ストレッチやマッサージはさけ、患部を冷ましてからできるだけ早く接骨院へ行くのが、もっとも適切なアプローチです。
炎症は、放置しているとますますひどくなります。氷や保冷剤などを使って冷ますことで、炎症を抑えつつ、痛みを抑制することができるのです。
なお、冷やしすぎて低温やけどにならないように注意する必要があります。おすすめは、感覚がなくなってきたら一度保冷剤などを外し、感覚が戻ってきたらまた冷やすという方法です。
炎症を抑えるまでは、自分でできます。しかし、炎症を抑えてからの対処は、接骨院に任せましょう。どこをどういうふうに痛めているかを正確に判断し、炎症を悪化させないように筋肉をゆるめることができるのが、プロだからです。
筋肉の緊張がとければ、痛みが悪化することはありません。
筋肉をゆるめる方法にも、さまざまな種類があります。鍼灸を使うこともあれば、低周波施術器を使う場合、手技を使う場合もあるのです。どういう方法を使うかは、接骨院によって違います。
寝違えたとき、たいしたことがないと痛みを甘くみて行動する人も少なくありません。しかし、首の寝違えもつき指や捻挫と同じような立派なけがの一種なのです。不用意に患部を温めたり、ストレッチしたりすれば痛みはひどくなります。
寝違えてしまったときは、患部を冷やしてできるだけ早く接骨院に行きましょう。