長引くもみ返しには要注意!良いもみ返しと悪いもみ返しの見分け方 接骨院がく伊勢崎韮塚院

 
良いもみ返しと悪いもみ返しの見分け方
良いもみ返し

マッサージなどの施術の後にもみ返しが起こったからといって、必ずしも施術した人の技量がなかった、もみ返しが起こったから失敗、というわけではありません。実はもみ返しには良いもみ返しと悪いもみ返しがあり、それぞれ明確な基準があるわけではありませんが、もみ返しの後症状が改善したかどうかが大きなポイントとなります。

 
良いもみ返し

 

良いもみ返しの場合は、マッサージなどの後一時的にもみ返しが起こっても、その後身体がすっきりと軽く感じたり、腰痛や肩こりの症状が改善されるなどの良い状態に向かいます。

このような、症状が改善される前に起こる一時的な痛みや不快感は「好転反応」と呼ばれていて、好転反応の場合は翌日〜2、3日ほどで身体が楽になります。

また、血行が良くなり老廃物を排出しようとする動きに由来するため、部分的に痛みが出るのではなく、先にご紹介した、倦怠感や眠気、頭痛や下痢などの全身への影響が出たり、部分的であっても「重だるい」といった感覚になることが特徴です。

 
悪いもみ返し

 

悪いもみ返しの場合は、筋肉を強くもみすぎたことにより筋繊維や筋膜が損傷して炎症を起こしている状態ですので「痛い」という感覚があります。また、良いもみ返しとは反対に、痛みや重さが1週間くらい続いたり、その痛みや重さがとれてもマッサージなどを受けた部分の症状が改善されていない、もしくは症状が悪化するといったことが特徴です。

コリがあると感じている部分ではない、関係ない部分が痛む場合も悪いもみ返しの可能性があります。

 
もみ返しの対処法
もみ返しの対処法

もみ返しが起こってしまった場合の対処法についてですが、良いもみ返しのようになんとなく重く感じる、軽い筋肉痛程度のあまり気にならないものであればそのままでも問題ないでしょう。しかし、悪いもみ返しのような気がしたり、痛みなどの不快感が気になる場合には次のような対処法が効果的です。

 
アイシング

 

痛いと感じるもみ返しの場合は、筋肉痛と同じで筋繊維や筋膜が炎症を起こしていると考えられます。したがって、患部を冷やす方法が有効です。氷や保冷剤などをタオルで包むなどし、患部に当てると良いでしょう。

氷や保冷剤で冷やす場合には凍傷を起こす可能性がありますので、時間は10〜20分程度を目安に、あまり長く冷やしすぎないようにしましょう。

 
水分をとる

 

全身に重い、だるい、といった感覚があるもみ返しの場合は、体内の老廃物や疲労物質がうまく排出されずに残ってしまっている可能性があります。そのような場合は水分をなるべく多くとるようにし、排泄を促すとよいでしょう。

身体を温めた方が老廃物は排出されやすくなりますので、水分をとる場合には冷たい水はなるべく避け、白湯や常温の水を飲むようにしましょう。デトックス効果やリラックス効果のあるハーブティーもおすすめです。

 
十分な睡眠をとる

 

疲労が蓄積されていたり、ストレスを感じている状態の身体はもみ返しが起こりやすい傾向にあります。倦怠感を感じるようなもみ返しの場合は、マッサージなどの施術により興奮状態にあった自律神経が鎮静化し、リラックス状態にあると考えられますので、しっかりと睡眠をとって身体を回復させましょう。

また倦怠感だけではなく、筋肉に痛みがあるようなもみ返しの場合も、睡眠をしっかりとることで回復が早まるでしょう。

 
長湯やサウナは禁物

 

痛みを伴う筋肉が炎症を起こしているもみ返しの場合には、温めることで炎症が悪化していまいます。長湯や熱いお湯のお風呂、サウナなどは避け、シャワーやぬるめのお湯のお風呂が良いでしょう。

もみ返しが必ずしも悪いというわけではなく、もみ返しにより症状が改善する場合もあることがおわかりいただけたかと思います。

接骨院がくでは、施術の前にお客様へのカウンセリングや全身の検査を入念にした上で、お客様、一人ひとりの身体に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

 

これまでマッサージなどの後のもみ返しに悩まされていた方や、もみ返しが治まっても症状が改善されない、といった方も、ぜひ一度、接骨院がく伊勢崎韮塚院までご相談ください。