Gメーター
Gメーターとは・・・・
一般的な飛行機にはついていませんが・・・・
戦闘機とか、自衛隊の練習機などアクロのできる機体には一般的に付いているんですけども
今回はGメーターのお話。
前回、お話で登場した「でか松」さんは航学5期(その当時は操縦学生と呼ばれてましたが)
この「でか松」さんが千歳の航空祭で売店を出していた時に・・・・
その販売ブースへお連れした人がおります。
たまたまその時は「でか松」さんが弁当を食べてる最中で・・・・そのお方をお連れすると・・・・
「でか松」さん、食事を即座にやめて・・・・不動の姿勢アンド敬礼・・・・
でか松さんのあせった顔はそれ以来見た事がない。
でか松さんでもビビる、そのお方とは・・・・
白老のフライングクラブのボス・・・・通称「鶴じぃ」
航空学生1期生、F-86Fだけでのフライトタイムが3600時間オーバー
ブルーインパルス初期の天竜ブルーと呼ばれていた頃からブルーの先生をやられていたお方。
未だにF-86Fがあれば、すぐにでも乗れると豪語する大先生である。
このお方は、若かりし頃のロック岩崎氏のF-86F時代の先生で・・・・
岩崎氏が「鶴じぃ」に送った色紙にはこう書かれている。
通常は「空へ」から始まる色紙だか・・・・・
「神様へ」と書かれている。
この神様・・・・現役教官だった当時はかなり厳しかったとのこと。
岩崎氏ももちろん洗礼を受けている。
鋳造された、F-86Fで頭をこづかれて・・・・
血が噴き出した話を岩崎氏から聞いた事がある。
こづいた本人・・・・「鶴じぃ」にその話を聞くと・・・・・
全く覚えていないらしい。
教官されていた当時かなり厳しかったんですか?と私が聞くと・・・・
そうだねぇ・・・・出来ない学生には怒っても仕方がないけど・・・・出来の良い学生がミスをすると
怒ったなぁ・・・・なんておっしゃってる。
航空自衛隊の元祖GTO・・・・・
グレートティーチャー鶴じい!
いやGTTか・・・・
そんな鶴じぃは、多くの当時学生だったパイロットに強烈なインパクトを残しているわけだ。
定年が近づき・・・・・・
それでも元気だった「鶴じぃ」は、とある後輩の操縦するF-15DJに乗った時の話。
ここからが本題である。
つづく