パイロットライセンス
パイロットライセンスを取りたい・・・・
という人がどれだけいるか分かりませんが、ちょっと書いてみますね。
パイロットライセンスには車でいう、1種免許が自家用操縦士というもので
タクシーなどの2種免許にあたるのが、事業用操縦士や定期運送用操縦士などになります。
パイロットライセンスは、取り方や取る場所、資格内容によってかかる費用が、大きく変わります。
それと、プロのパイロットを目指すのか、趣味で飛ぶのか?などによっても進むべき道は変わるので、
しっかり吟味してから選ぶと良いかもしれません。
飛行機の操縦に限らず、習い事は先生のレベルでその先の方向性が決まります。
とりあえずライセンスを所持するという目的であれば、中国などで取ってくれば良いかもしれませんが
そのライセンスを使って飛ぶというのであれば、絶対お勧めしません。
技術がなくてもお金で貰えるようなレベルのライセンスを使って空を飛んだ場合、自分の命で代償を払う事になりますから・・・・・
まず、ライセンスを取るに当たって、お勧めする事は・・・・・・実際に操縦をしてみるというのが一番です。
一般的なパイロットスクールの場合、パック料金で先払いというケースが多いようですが
私はそのやり方を良いとは思いません。車の免許程度であれば良いですが、パイロットライセンスは
学校によって、大きく金額に差があります。
自家用操縦士の免許を取るだけでも数百万単位の差があるのです。
一番最初にやるべきことは・・・・何かと言えば
ライセンスを取って何がしたいか・・・・・というのを考えてください。
その次に乗ってみたい飛行機に体験搭乗してみる。
そして、技術面はともかく航空身体検査を受けてみる事をおすすめします。
この3つをやってから、本当にやりたいのか?というのを決めても遅くないと思います。
たとえば、航空学生の受験をするのでもそうなんですが、航空身体検査を受けて合格しておけば
身体面で不合格にはなりにくいでしょう。
この航空身体検査で、ひっかかるようであれば、残念ながらプロパイロットの道を目指す人は
諦めて、違う道に進んだ方が良いかもしれません。
じゃあ、航空身体検査が通らなかったらパイロットはダメなのか?といえば・・・・・
飛行機と呼ばれる操縦士は残念ながら無理です。
しかし、空を飛ぶ全てのものがダメかと言えば・・・・・そうではありません。
私が先生の資格をもっているウルトラライトプレーンというものですと、身体検査もさほど、ハードルが高くなく
実機と比較するとフライト内容には制限がありますが、飛べる可能性がグーンと上がります。
これは私が所属している白老フライングクラブのマベリックと言われる機体です。
http://www.dev-s.jp/shiraoi/ulp.html ←白老フライングクラブ
見た目は、パイパーカブに似ていて、+5Gまでかける事が可能な機体です。
日本で一番安く飛べるといえるクラブですが、ここの代表を務める鶴野氏は
F-86F時代のブルーインパルスで教官をやられていた方で
私が知る限りでは、どんな長いきな鳥よりも長い時間空を飛び続けているベテランです。
あのロック岩崎氏が「神様」と言った人ですから・・・・・
こういった場所できっちり基礎を学んでから、飛行機の訓練をやる方が、技術もついて
結果的に安い価格でライセンスを取れると思います。
興味のある方は、一度見学に来てはいかがでしょうか?
楽しいですよ!