戦闘機乗りの気質を知るならこの映画
もうい~くつ、ねるとぉ~おしょ~ぉがつぅ~の時期になってまいりました。
私も憂鬱なクリスマスを乗り越え、元気をとりもどしたので、ガンガン書きますよ~。
戦闘機乗りの生態を知るには、飛行機もののDVDを手当たり次第に借りても分からないかと思いますので、これを見れば、戦闘機乗りを理解できる!って映画をご紹介します!
TUTAYAさん!今から大量発注です!
その映画の名は「ライトスタッフ」です。
ウキペディアはこちら→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95
このライトスタッフを説明するとなると一人の人物を知っていただかないといけません。
その名は、Charles Elwood "Chuck" Yeager 日本語読みで「チャック・イェーガー」です。
航空界の偉人で簡単には語れませんが、私からは何点か解説を・・・。
旧米陸軍のパイロットをやっていたイェーガーは、第二次大戦で整備員あがりのP-51ムスタングの戦闘機乗りをやっていました。
フランス上空で撃墜された後も、戦闘機乗りとして復帰を果たしACE(エース)の称号を得ます。
彼はとても目が良く、誰もが見えないところから敵機を見つけることが出来たといいます。獣に近い嗅覚を持っていたのでしょう。
大戦後、米空軍でテストパイロットとなり世界初の音速突破を果たす。
彼の機体には奥さんのグレニスの名前が必ず入っており、世界初の音速突破をした機体にも「GLAMOROUS GLENNIS」と入っていたのです。
NASAの宇宙開発計画に関する映画である、「ライトスタッフ」(意味は正しい資質)を見れば、今まで以上に戦闘機乗りを理解してもらえるはずです。
チャック・イェーガーを語ると、あまりにも長くなりすぎるので今回はこの辺で・・・
今年の正月、見たことない方は是非、ライトスタッフを見てくださいまし!
そうそう・・・以前ブルーにいたVIPER氏はアメリカでチャック・イェーガーと直接話をしており・・・
そのエピソードを一つ
T-4ブルーは、アメリカ本土で展示飛行を行っているのですが、その際VIPER氏はどこかで見たことのあるおじさんとすれ違います。
すれ違いざまに、「何に乗って来たんだい?」といわれ、T-4の話をすると・・・
「T-4かぁ~あれは中々良い機体だけど、世界にはもっと良い機体が沢山あるよ~。あの機体はセンシティブすぎるしね~」といわれて・・・VIPER氏はやっとその「おじさん」が誰だか分かったそうだ。
そう・・・世界中のいろんな機種の飛行機をもっとも乗った男、チャック・イェーガーだったのである。
この写真のとき、彼はストライクイーグルの前席で操縦桿を握り、音速突破をしている。
第二次大戦当時の相棒、アクロバットパイロット、ボブ・フーバーを従えて・・・。