パイロットという道 | 飛行機乗り★とんぼのアメブロ

パイロットという道

私は昔、航空自衛隊のパイロットをやってました。





という話しになるといろんな質問をされるのですが、





1番聞かれるのは、飛んでる時はどんな気分ですか?っていうのがもっとも多く…





それに対する答えは…





最高に決まってるじゃないですか~





ただし最高なのは、もちろん状況によります。





1。天気が良い

2。ミッション内容が得意な科目である

3。単独飛行である





というのが揃うと楽しいフライトになる。





逆を言えば、それ以外は結構キツイということで




下から見ては分からない悲惨な状況になったりしている。





パイロットのカッコイイというイメージは、山ほど格好悪い事を繰り返し積み重ねた努力から、一瞬だけ輝いている瞬間を切り抜いた姿なのかも知れない。





20年前、教官にボコスコに怒鳴られ、いつ首にされてもおかしくなかった学生パイロットだった連中が、現在は航空自衛隊の戦闘機部隊を牽引している。





継続は力なり


才能以上に大切な事である