ここでいう「重大な違反」かどうかは、監督官庁である金融庁で判断することだ。大部分のケースでは、軽微な違反がだいぶあり、それによる作用で、「重大な違反」評価をされてしまうわけです。
麻生総理が誕生した2008年9月に、アメリカの大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズの経営が破綻したのである。この出来事が世界的な金融危機のきっかけになったので「リーマン・ショック」と名づけられたのが理由。
「はやぶさ」の無事帰還が話題になった平成22年9月14日、日本振興銀行が経営破綻せざるを得なくなった。そして、はじめてペイオフが発動して、3%(全預金者に対する割合)程度、しかし数千人を超える預金者の預金が、上限適用の対象になったと思われる。
このため日本の金融市場等での競争力を強化する為に行われる規制緩和だけではなく、金融制度の更なる質的向上が目標の試みを積極的にすすめる等、市場環境と規制環境に関する整備が着実に進められております。
必ず知っておくべきこととして、株式についての基礎。社債などと異なり、出資証券(つまり有価証券)であり、出資を受けても企業はその株主に対する返済に関する義務はないとされている。さらに、株式は売却によって換金するものである。
よく聞くコトバ、スウィーブサービスというのは銀行預金と証券用の取引口座間において、株式等の資金や利益などが手続き不要で振替してくれる新しいサービス。同一金融グループによる顧客の囲い込み作戦なのです。
結局「金融仲介機能」と「信用創造機能」加えて「決済機能」の3機能についてを銀行の3大機能と言うのである。この機能は銀行の本業である「預金」「融資」「為替」さらには銀行の持つ信用によってこそ実現できていると考えられる。
よく聞くコトバ、外貨預金というのは銀行で扱うことができる外貨商品の名称。日本円以外で預金をする商品。為替レートの変動による利益を得られるけれども、同じように損をするリスクもある(為替リスク)。
いわゆる外貨MMF⇒国内でも売買できる貴重な外貨建て商品のことである。外貨預金よりも利回りがずいぶんよく、為替の変動によって発生した利益は非課税であるという魅力がある。さっそく証券会社で購入しよう。
きちんと知っておきたい用語。金融機関の格付け(評価)⇒信用格付機関(ムーディーズなどが有名)が金融機関など社債などを発行する会社に関する、信用力や債務の支払能力などをアナリストの意見をもとに評価するのです。
よく聞くコトバ、ペイオフについて。防ぎきれなかった金融機関の破産・倒産をしたことに伴い、預金保険法に基づき保護されることとされている預金者(法人等も含む)の預金債権(預金保険法の用語)について、機構が預金保険金の給付として預金者に直接支払を行う制度である。
よく聞くコトバ、金融機関のランク付けとは→信用格付機関(ムーディーズなどが有名)が金融機関だけではなく国債・社債などの発行元などに関する、債務の支払能力や信用力などを基準・数字を用いて評価するのだ。
小渕首相が逝去、森内閣が発足した西暦2000年7月、大蔵省(省庁再編後財務省)から重要業務である金融制度の企画立案事務を統合させてこれまでの金融監督庁という組織を金融庁という新組織に組織を変更。翌2001年1月、上部機関の金融再生委員会は廃止され、内閣府(旧総理府)直属の外局となったのです。
要は「金融仲介機能」や「信用創造機能」そして「決済機能」の3つの大きな機能についてを銀行の3大機能と称することが多く、「預金」「融資(貸付)」「為替」といった業務それに銀行そのものの信用力によってこそ実現できているのです。
いわゆるデリバティブって何?従来からのオーソドックスな金融取引であったり実物商品・債権取引の相場変動によって生まれた危険性をかいくぐるために発明された金融商品のことであって、とくに金融派生商品と呼んで区別することもある。