病気になると人間は焦ります。

病気と認識しないと人間は調子に乗り続けます。

そして病気になると人間はその状態をなんとかしようと他人に縋ります。

道具でも手法でもとにかく症状が消えたら人間は元の生き方に戻ります。

こうして人間は永遠に病気を繰り返し、最後は大きく育てた病気に絶望します。

これが病気を繰り返す人間の生態です。

病気を治す唯一のチャンスは病気になる事です。

多くの患者は病気を消す事しか頭になく、治る人間というのは病気になった自分に向き合います。

このとき治る人間というのは考えるという事が、どういう事かを理解します。

自分が病気になり初めて自分の生き方を、根本から考えられるようになった事を。

病気になって何も考えずに病院に通っている状態というのは、病気になる生き方をそのまま続けているという事です。

病気を悪と捉え不運を理由に被害者面をし、専門家だから治せて当然と依存する。

この思想の病人が自分に向き合う事など決してありません。

そして病気が治る理由もどこにも存在しません。

古くからあるトラウマ、人間関係の問題、長年隠してきた心、自覚してない自分の闇、人間を病気にする原因は色々あります。

アホすぎる人類は病気にでもならない限り考えようともしない、だから病気になるとも言えます。

私は病気がもたらす最大の価値は健康であると考えます。

これは現実に直面して根本から自分に向き合えた人の特権です。

病気によって気づく事ができ、病気によって考える時間を作る事ができ、病気によって生き方が変わり、そして病気によって健康を取り戻す事ができたと。

全ては病気がくれた宝であると私は考えます...