「練習」、皆さんはこの言葉から何を想像しますか?
夢を抱いているサッカー少年、少女は毎日「練習」に励んでいると思いますが、その世界で成功する人としない人の「練習」では何が違うのでしょうか?

私は、元プロサッカー選手の中田英寿氏の言葉が心に残りましたので紹介したいと思います。
「まず、練習。誰よりも早く行きながら、自分ならどうやったら上手くなれるか?
(練習)やめた後もどうやったら、自分ならではのものが身に付くのかっていうのを、いつも試行錯誤しながらやっていったっていうのが、それだけはなんか自信ありますね。」
(中田英寿氏インタビューそのまま)

この言葉のポイントは、2つあります。
1つ目は「自分ならどうやったら上手くなれるか?」「どうやったら自分ならではのものが身に付くのか」とあるように、既にできあがった「練習」ではなくあくまで、今の自分にとって最善の「練習」を、どうやって自分で発見するかという点です。2つ目は「いつも試行錯誤しながらやっていった」というように、固定したものをめざすのではなく、失敗を重ねながら、より自分に合った良いものを思考し、体得するという事です。

私は、これらの事を、頭に置くことにより、常に身体と頭を駆使しながら自分なりのベストの「練習」をする事ができるのです。
という事は、身体と頭どちらが欠けても、しかも、型にはまらない豊かな感性と常に体がなくては、より質の高い「練習」を行えなくなるという事です。
これが、その世界で成功する人としない人の「練習」の違いなのです。