10代  学校検診で血尿指摘、腎生検実施しigA腎症の確定診断を受ける。治療、継続受診なし。 

組織学的重症度分類はⅠ度

 

20代 就職、常に健康診断異常なし。妊娠出産。妊娠経過中もたまーに尿蛋白が±で出る程度で連続で出たことない程度のたまに。出産後も健康診断で引っかかることなし。



30代  妊娠出産、尿検査殆ど引っかかることなく経過。その後も健康診断常に異常なし。



30後半 コロナ罹患。コロナ罹患後の健康診断で尿潜血2+と尿蛋白±、ダブルで引っかかる(初!)尿潜血はIgA腎症診断ついてから初めての結果。(20年ぶり!)

尿蛋白±だからちょっと様子見してたら数ヶ月後に尿蛋白2+、潜血3+でひっかかり焦り、慌てて大学病院行こうとしたが、初診まで2ヶ月待機(腎生検した病院に受診したかったから待った)

尿潜血 2+ 尿蛋白 2+

クレアチン 0.67 eGFR 69  


腎内初診時に耳鼻科へ扁摘のため他科初診申込み、後日受診。手術6ヶ月待機と言われ愕然とする。とりあえず手術エントリーして腎内に戻り、待機期間にステロイドパルスする事になる。

ステロイドパルス前(大学病院初診時から2ヶ月後)

尿潜血 2+ 尿蛋白 3+

クレアチン   0.88  eGFR  57


現在ステロイドパルス点滴治療ワンクール終了、プレドニン(30)隔日投与→減量し現在(20)へ



コロナ罹患後から現在までの期間は1年6ヶ月程度です。

大学病院初診時は腎機能そこまで悪くなかったけれど、パルス直前までの2ヶ月でこれだけ腎機能低下しました。尿潜血、尿蛋白の所見より炎症はくすぶっていたのは明らかで、2ヶ月だけで重症度分類がここまで変わりました。入院してデータみて悪化度合いにびっくりしたので治療や検査を迷ってる方には時間って大事だよ、と言いたいです。時間経過って、戻せない。


腎機能が悪いと他の疾患にかかっても、造影剤使えなくて検査できなかったり、治療に制限ついたり、薬使えなかったりするので腎保護は重要だと思います。


IgA腎症は診断つかないと治療のスタートラインにすら立てないので、疑われてる方には覚悟を決めて時間を有効に使って欲しいです。


診断ついていても、治療までに私のように時間を要する場合もあります。


すぐに治療や手術受けたかったけど、現在も手術までまだあと数ヶ月待機期間がある。


結果、腎内初診受診待機期間含め治療開始まで4ヶ月程じりじりと時間が経ってしまった。他科初診耳鼻科予約までも待った上で手術6ヶ月後と言われたので、院内で情報共有できてたら腎内初診時に先にパルス治療って選択肢もあったのかな、なんて治療までの時間短縮考えてしまう。初診時ならそこまで腎機能悪くないので維持出来たんじゃないかなーなんて。


なので、検査をためらう気持ちもわかるけれど、治療のスタートラインに立つ事の重要性を伝えたい❗