こんばんは(`・ω・´)

最近ちょっと気付いたことがあります。
『くそみそテクニック』を書いた山川純一氏は、
実はミステリーファンだったのではないかと……。

ちょっと検証してみましょう。
まずは、ミステリー要素のある作品を列挙します。

ヤマジュン・ミステリー一覧


『刑事を犯れ』(1982年10月号)
役割トリック(人物の属性がAだと思ってたらBだというパターン)。

『やりすぎたイタズラ』(1982年12月)
役割トリック。

『男狩り』(1983年3月号)
1人2役。

『地獄の使者たち』(1983年7月号)
ダイナマイトの隠し場所。

『宿直室を襲え!!』(1983年夏増刊号)
被害者と思われていた人が実は……のパターン。

『教育実習生絶頂す』(1983年夏増刊号)
叙述ミステリー。

『快楽の罠』(1984年1月号=1983年)
倒叙ミステリー。犯人視点。

『裏切り』(1984年4月号)
毒殺トリック。

『男新次はつっ走る』(1984年7月号)
人物入れ替え。

『海から来た男』(1984年12月号)
内容は男の正体が実は……というだけの話だが、
同名の推理小説をアガサ・クリスティとマイケル・イネスが書いており、
1984年にはジェニー・ロリングがハーレクインから同名の小説を出版している。

『BOY+愛2』(1988年8月号)
叙述ミステリー。『アクロイド殺し』の系統に属する作品。


いかがでしょうか?
もともと、「同性愛漫画の割には凝ってるなあ」と思っていたのですが、
どうやらミステリー仕立てになっているらしいと気付き、
少し調査してみました。
次回は、もう少し詳しく見て行きたいと思います。



文責 ギズ