<ユニークおもちゃ>20年ぶり復活!フラワーロック 棒ゲー、メタボも?
毎夏恒例の日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2008」。今年は過去最高の16万人が来場、国内外から134の団体・企業が参加、約3万6000点の商品が展示された。人気アニメ「ヤッターマン」などのキャラクターグッズやプラモデル、ミニカーなどの定番が数多く登場したが、懐かしの「フラワーロック」が復活したり、あの「無限プチプチ」の開発チームの最新作などユニークおもちゃも注目を集めた。ヒット商品候補をピックアップした。
【関連写真特集】おもちゃショー:アイデア商品続々 ガンダムのビームサーベルに野球盤 3万6000点を展示 クリスマス商戦に期待できそうなのが、20年前に850万個を売り上げたタカラトミーの「フラワーロック2.0 タカラトミーからもうひとつ。貯金箱とテレビゲームが“合体”した「貯金伝説 バンククエスト 」(8月7日発売、3990円)は、貯金をしながら、塔の100階にいる大魔王をやっつけるというゲーム。ゲーム内で使えるお金と貯金額が連動しており、ゲームキャラが体力を回復する薬や武器、情報などを買うのにお金が必要だが、貯金した金額しか使えない。さらに、途中で貯金箱を空けると、「禁断の扉を開いた」と言われてゲームは最初からやり直しになる。うまく節約すれば数千円でクリアできるというが、1万円以上の高額アイテムも用意されているので、ゲームにはまればはまるほど貯金が増えていくといううれしい貯金箱だ。 今年から始まった優れた玩具を表彰する「日本おもちゃ大賞」のトレンディー・トイ部門を受賞した「無限プチプチ 」を手掛けたバンダイの開発チームの新作が、“進化”したストップウオッチ「5秒スタジアム 」(26日発売、998円)だ。見事5秒で止めると「ジャスト」、近い時間で止めると「イケテル~」と場を盛り上げてくれるが、大きく外れると「帰れ!」と“ダメ出し”が飛び出す。パーティーゲームや話題づくりにはもってこいだ。 おなじくシンプル系の玩具では、ほうきを手のひらの上に立てた遊びをヒントに考えられた玩具が「棒ゲー 」(バンダイ、1890円)。スイッチを入れ本体を傾かせると「おっとっとっ」などの声が出たり、「3、2、1、スタート」のかけ声などもあり、時には電話のベルを鳴らしたりと一筋縄ではいかない邪魔が入る。 セガトイズの植物型の癒やし系玩具「ペコっぱ サラリーマン人形が鉄棒でゆらゆら揺れる「メタボリーマン応援人形! 回転おじさん 」(ノルコーポレーション、8月発売予定)なんてアイテムも登場。「外国人観光客のおみやげに」と言われてしまうと、おじさんにはつらいものがあるが、もはやおもちゃは子供向けにあらず。クリスマスや誕生日に、面白おもちゃをプレゼントすれば、おじさんの株も上がるかも? |
立体写真をケータイに…究極のデコ電『3D顔電』
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ラインストーンやシリコン樹脂でケータイをデコレーションする“デコ電”が珍しいものではなくなっている昨今、ケータイに貼れる立体写真『3D顔電(かおでん)』が新たに登場。オリジナル写真のほか、モナ・リザや福沢諭吉、坂本龍馬なども作成できる存在感のある立体写真デコレーションは話題を呼びそうだ。
モナ・リザ、福沢諭吉、坂本龍馬の『3D顔電』の写真 同製品を販売するのは、米粒に写真を貼ったり、立体顔キーホルダーの製作・販売を行っているマーユ社。独自の新技術を駆使し、“立体写真”という発想でデコ電界に新風を吹き込んでいる。 同製品は写真をもとに、すべて手作業で制作されるため、その完成には3~7日かかる。モナ・リザや福沢諭吉、坂本龍馬バージョンのほか、恋人や家族、自分の写真を加工するオリジナル顔電も受付中だ。携帯電話のカメラで撮影をして、メールで送るだけという手軽さも人気の秘密だといえる。 立体加工なので見る角度によって違った表情が楽しめるほか、携帯電話のジャケット面にピッタリとハマるサイズで、その仕上がりはインパクト大。ユーモアと個性を重視しているデコ電ユーザーからの熱い視線を集めそうだ。 |
アイデアを盛り込みデジタルに対抗 アナログおもちゃ
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ゲームや携帯電話、DVDなどデジタル製品のニュースが駆け巡る時代に、さまざまなアイデアを盛り込んだアナログおもちゃが健闘している。既存の用途にプラスアルファの要素を加えて違った楽しみを与えたり、ポイント制を取り入れてユーザー間のコミュニケーションを活性化させたりと、時代にマッチした工夫が見られる点が特徴。バーベキューパーティーや海遊びなどの野外レジャーが盛んになる夏。電力を使わず、どこでも気軽に大人数で遊べるアナログおもちゃはさらに注目を集めそうだ。
笑える・学べるその他のユニークトランプと、最新ベイブレードの写真 「乾杯の際はグラスを目上の人より低い位置にする」「和室に通された際は敷居や畳のへりは踏まない」といった“大人の常識”や“社会人の知識”が書かれた『大人の品格トランプ』。ピーアンドエー社(大阪)が発売しているユニークトランプのひとつだ。東京・晴海で今月行われた『デザイン雑貨EXPO』でも同社のブースには人だかりができ、社員は対応に追われながらも「予想以上の反応にびっくりしている」と嬉しい悲鳴を上げた。 同社製品にはほかにも「あめちゃん」「げら」など、トランプの中央に大阪弁が大きく書かれている『大阪弁トランプ』、各都道府県のシルエットが描かれた『シルエットトランプ』、トランプの中央に計算式が描かれている『計算トランプ』なども取り扱っており、売れ行きは上々。トランプの用途以外に、雑学クイズとしても楽しめる点が特長で、ユニークな“プラスアルファ”の要素が受け入れられているようだ。 アナログおもちゃを現代風にアレンジして成功した事例といえば、タカラトミー社の『ベイブレード 』だろう。ベーゴマを現代風にアレンジした同商品は、部品を組み替えてカスタマイズできる点が特長。1999年に発売され、2001年に小学生の間で爆発的なヒットとなった。 同社は8月9日(土)に4年ぶりの新作『メタルファイト ベイブレード』を発売。通信機能付き液晶ポインターを搭載し、ポイントを奪い合うバトル感と、獲得ポイント数に応じてライセンスを発行するといった達成感などを取り入れた。 さらに、同社は購入者が無料で使用できる大型の筐体「ガンガンスタジアム ベイ太1号」を全国100カ所に設置するほか、2009年には『ベイブレード』のアニメ放送も開始。小学生はもちろんのこと、前回のヒット時に小学生だった世代や父親世代にもアピールしていく。 |


