豆菓子屋の３代目の嫁のひとりごとブログへ
ご訪問頂きましてありがとうございます
彼女が4年間泣いたり笑ったりの頑張りのなかで
学んだ事はどんな事なんだろうかと
友達も沢山できていました。
優秀な子たちばかりで、
見せてもらえた作品に息を呑みました。
もう既にフリーでお仕事をしている子も多く、
多くの刺激ももらえました。
娘２号は、グラフィックデザインを
学ばせて頂き、素晴らしいゼミにも入れていただけたので、かなりブラッシュアップにも
時間がかかり、泣き言も何度か
私は聞くことしか出来なかったのですが
私の中では「きっとこれが最後のこういうのんやろうなぁ」
思えば中学生くらいから、
夜中にシクシク泣きながら、
色んな事を聞くだけのお母さんしてきたなぁ
全部吐き出した後は少しだけ🤏
ちょっと見方を変えてみる事や
切り替え方を話すと、
素直に「頑張る！」って言うてたなぁ
もう終わりやなぁ
そんな気持ちで一杯になった卒展の作品でした
気持ちは共同制作のような
怒られるかな？
テーマは『書道とタイポグラフィ』
凄く専門的な事をタイポグラフィで表す❗️
やるわぁーー
ちょっとだけ誤字があったけど、
先生も見逃してくれはったのかな？
なるほどな！そんなんお母さん全然知らんわ
掛軸風の作品は、シルクスクリーンで作ったそうで、どうやらそれが凄いらしい
何度も心が折れたのはそれが上手くいかず、
高い和紙をどんだけ使うねん
ってなったんだって！
実はこの作品は『コース賞』を頂き
とてもよい場所に展示していただけた。
派手さも全くなく、どんな風な反応をして頂けるのかと心配をしていたみたいですが、
500枚用意したフリーペーパーは
あっというまになくなり、
どんな人がどんな気持ちで持って帰ってくださったのかなぁ
共同制作者として？興味津々
ゼミのお友達も凄い賞を受賞していて、
その仕上がりに流石、高橋善丸先生！
厳しく、褒めながらも次を望んで下さったこと、幸せな４回生だったと思います。
本人は辛かったけど、自分が選んだ道（ゼミ）必死だったと、でもよかったいつも話します。
どうしたらいいのか、
どうしたら自分の思っている事を
表現できるのか？
アイデアさえも浮かばない時も
学食を食べて、時間を過ごし
広い敷地の1番奥のデザイン科までの道のりを
時には走り
時には行きたくないくらい暗い気持ちでも
必死で通い、
友達に支えられて、
頑張ってきたんやろうなぁ
答えのない世界での点数は
難しかったと思います
「１回生の時もう無理やとなんどもおもってん」
それを聞いた時よう頑張ったんやなぁっておもいました
亡くなったお義父さんが、この子の小さい時に
「まさえさん、この子は芸大に入れたってよ」と何度もいうてはった。
「お義父さん、そんなん無理無理！ちょっと絵の描けるくらいでは大変な世界やもん無理よ」って私は言うた
よう厳しい世界で頑張った
この子がお習字を師範を頂くまで頑張れたのも
お習字の寺田先生のおかげです
どれだけの方に支えて頂いて
デザインの道へ進むことができたのか
有難いです。
そして、念願のグラフィックデザインのお仕事を東京でさせていただける。
本人の努力は勿論、目に見えない後押しが
彼女の背中には沢山あると思います。
私は、家に居なくなる彼女の事を
楽観的に考えていました。
でも、私が仕事から帰ってきた時
仕事の色んな話をすると
目をキラキラさせて、私はこう思うとか、
ここのデザインこうしたらいいと思うとか
あぁ、もうそんな会話もできないんやな。
いやいや、そんな会話ができたのは
この学校に通わせて頂いたからやなぁ
これから誰とデザインの話とかしたらいいやろ…
いや違うな、ちゃんとそんな話ができるスタッフを迎える事のできる会社にしなあかんな。
卒展、無事に終わり本当におめでそう
自慢の娘です。
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