競馬シーン2006・持ち馬3歳牝馬
この年デビュー組は、ビーナスジェンヌ、バステトマライア、レディースクックの3頭。
ビーナスジェンヌは、父シンボリルドルフ、母メイジビーナスで、メイジマッスルやプリンセスビーナの全妹。04義屋牧場産の鹿毛。馬名の由来は名高きクソゲー「スーパー競馬」に出てくる繁殖牝馬。もちろん母メイジビーナスからの連想である。7月2週の新馬戦で2着の後、8月3週の未勝利戦で勝ち上がった。しかし、その後は野路菊S8着、デ杯3歳S7着、阪神3歳牝馬S7着と良いところなく3歳戦を終えた。姉同様、差し脚を見込まれたが初勝利後は不発で、デ杯では先行策も試みたが、結局3歳時はレーススタイルを確立できなかった。期待外れ、愚妹の声がささやかれたが、翌年から一掃していくことになる。
バステトマライアは父ダンシングブレーヴ、母ノースウエスト。04義屋牧場産の鹿毛。馬名の由来はジョジョの奇妙な冒険第三部、「バステト女神のマライア」から。そのため「美脚赤頭巾ちゃん」の異名をとった。ビーナスジェンヌ同様、7月1週の新馬戦で2着の後、8月2週の未勝利戦で勝ち上がった。その後、野路菊Sでは5着に敗れたが、デ杯3歳Sでは7番人気ながら2着アンデスアイリーンに3馬身半差つける快勝をあげた。そして堂々1番人気で阪神3歳牝馬Sに臨んだが、ウエストライオンの5着に終わった。バステトマライアは翌年以後の勝ち鞍はGⅢにとどまり、結局3歳GⅡのデ杯3歳Sが最高となる程度の2~3流馬として競走生活を終えることになるが、後に2010年代中期の英雄的スーパーホース・ベオウルフの母となり、その名を歴史に刻むことになるのだった。
レディースクックはギヤタロウの娘。唯一の産駒と言ってよい。04義屋牧場産の黒鹿毛。馬名の由来は2006年10月15日に死んだやんちゃな三毛猫から。ちなみにヤンママメイはその母猫の名から。10月のデビュー3戦目で勝ち上がった。その後オープンの京都3歳Sで2着し、3歳時は賞金だけならビーナスジェンヌより稼いだ。しかし晩成馬のため本格化は7歳まで待たねばならない。ギヤタロウの伝にも記述があるので参照されたし。