競馬シーン2006・秋短距離戦線
グレートハヤテは宝塚記念で屈腱炎を発症し、3ヶ月の戦線離脱を余儀なくされたが、ぶっつけ本番ながらマイルCSには間に合った。
一方、宿敵ファイアーボルトはこの秋、毎日王冠を快勝したが、なぜか次走はジャパンカップへ向かった。
ゆえにマイルCSでは、毎日王冠でクビ差の2着につけたジェネラルシルバーが、グレートハヤテの対抗馬となった。
グレートハヤテにとっては怪我の影響とブランクが大いに懸念された復帰戦。人気も2番人気にとどまった。
しかし、グレートハヤテは素晴らしい走りで、ジェネラルシルバーに4馬身差をつける見事な復活勝利を飾り、周囲の不安を一掃して見せた。これで、隔年ながら短距離3冠を達成。最優秀スプリンターの座を当確にした。
しかし、グレートハヤテは次走は有馬記念に向かった。ジャパンカップで10着に敗れたファイアーボルトも同様に有馬記念へ。この2頭の土俵である短距離GIでの激突が見られなかったのは不本意だった。共にスパルタ調教師についたために馬体が回復しづらく、ローテーションに余裕を持たせざるをえなかったことが一因と思われる。特にグレートハヤテは怪我の影響で無理がきかなくなっていた。ファイアーボルトについては元々皐月賞を勝っていたこともあり、この年初戦のAJCCを勝ったあたりから距離適性が見直され始めたこともある。
一転スプリンターズSではジェネラルシルバーが主役になった。不良馬場の戦いとなったが、同じ差し脚勝負を挑んできた4歳馬エルグンバックスをハナ差の大接戦で競り落とし、初めてのGI制覇を果たしたのだった。
06毎日王冠(良)
1 ファイアーボルト6牡 松中59 1.46.6 1人先行
2 ジェネラルシルバー6牡 岸田59 クビ差 2人差し
9 チータージョー6牡 角谷59 1.47.6 3人差し
06マイルCS
1 グレートハヤテ5牡 下村57 1.34.1 2人先行
2 ジェネラルシルバー6牡 1.34.8 4馬身差
3 サクラゴゼン4牝 鷹53 1.35.0 3/4差 7人先行
4 メルセデス4牝 藤島53 1.35.1 クビ差 12人差し
06スプリンターズS(不)
1 ジェネラルシルバー6牡 岸田57 1.11.1 1人差し
2 エルグンバックス4牡 江賀55 ハナ差 2人差し
6 メルセデス4牝 藤島53 1.11.7 12人差し
7 サクラゴゼン4牝 鷹53 1.11.8 クビ差 3人先行