競馬シーン2000
ギヤタロウ、「晩成の極み」で宝塚記念制覇!!
ギヤタロウは再び宝塚記念の舞台に臨んだ。前年、京阪杯で初重賞制覇した勢いで参戦し、惨敗を喫したレースだ。その後、コツコツと力をつけて、巻き返しを狙っていたが、オーナーの期待も安田記念を勝ったノーザンライアンに集まっていた。
しかし、レースがスタートすると、ギヤタロウは先行策で好位につける。あとは、完璧なペース配分、レース運びで、ピッチを刻んでいく。第4コーナーから直線、優位は変わらない。独走態勢だ。ここで、同門のライバル・ノーザンライアンが、安田記念を制した末脚を爆発させる。しかし、ギヤタロウは 全く寄せ付けず、7歳にして初めてのGI制覇を果たしたのだった。
晩成の力を極めたかのごとき強さを見せたギヤタロウの宝塚記念は伝説となったが、これで燃え尽きたかのように、その後これほどの強さを見せることはなかった。有馬記念9着で引退。種牡馬となったが、人気を集めることはなかった。しかし、娘のレディースクックが牝馬ながら晩成し、7歳でオープンを3勝する活躍を見せ、父の伝説を多少なりとも再現して見せたのであった。