「江戸川コナン」

高校生探偵の工藤新一が、黒づくめの男たちに体を小さくさせられ、身を隠すためにとっさに名乗った名前。

その時ふと目に入った本棚の「江戸川乱歩」と「コナン・ドイル」の名前から作ったものというのは有名な話。

(余談だが、工藤新一の新一は星新一から取られているらしい。)

そんな江戸川乱歩も、実は「エドガー・アラン・ポー」という小説家の名前から取られている。

エドガーアランポー…えどがあらんぽお…えどがわらんぽぉ…江戸川乱歩!

さすが日本人、駄洒落というか言葉遊びが大好きだ。かくいう僕も、言葉遊びが大好き。

二葉亭四迷という作家が、「くたばってしめえ!」と自信を罵ったことから名前をつけた奴なんてしびれるよね。

 

ということで今回の読書強化月間の作品は、

江戸川乱歩の「江戸川乱歩傑作選」です!

 

名前はもちろん知っていたけど、まだ読んだことがなかったので、初めての乱歩にピッタリな初期傑作選にチャレンジです。

 

 

それでは、スタート!

 

 

 

 

読み終わりました。

 

今回の記録、

「江戸川乱歩傑作選」

《5時間31分20秒》

 

ひとつひとつの作品は短い短編なのですが、本自体のボリュームは普通(約350頁)だったので、前回より2倍以上かかりましたね。(前回までは短いのを選んでた)

 

 

エクストリーム感想文

【奇妙で気持ちいい。】

 

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本格推理、ホラー小説の草分け的存在と言われるだけあって、極上の推理モノという感じ。推理モノや探偵モノ自体が初めてだったので、最初は不思議な感じだったけど、読み進めていくうちに、虜になっていっちゃいました。

最後に裏切りというか、読者を驚かすオチがあるのもすごい好きで、これも個人的に大好きな「世にも奇妙な物語」に通ずるものがあるなと思いました。

 

他の作品も読んでみたくなりました。

 

まさに、乱歩は沼!!!